バリュー株投資のうち【 資産バリュー株投資・収益バリュー株投資 】分かりやすく解説

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今回は、「 バリュー株投資」についてと、「資産バリュー株投資」「収益バリュー株投資」の違いについて説明していきます。

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バリュー株投資

バリュー株投資とは、その企業の現在価値に対して株価がどのくらい割安かを測る投資方法です。

割安な株を購入し、適正な価格に市場で評価される過程で売却して利益を得る方法です。

つまり、その企業の本質的価値を比べて、株価が不当に低く評価されているものを見つけ投資して、本質的な価値に近付いたら売却して利益を得るのです。

具体的には、表向きの財務内容や規模、知名度に左右されない本質的価値で、企業買収のプロが評価する「事業家的企業価値」(PMV=プライベート・マーケット・バリュー)に注目します。

株式市場には、常に買い手と売り手がいて、その需給バランスで株価が決まっています。

株価は市場環境や景気の動向など、その企業の本質的価値以外の様々な要因で日々変動しています。

もし本質的価値だけが株価に反映されているなら、株価は日々大きく変わらないはずです。

短期的には需給や投資家の心理によって株価が変動する傾向が強まり、長期的には企業のファンダメンタルズ(業績や財務状況)で変動する傾向が強まります。

バリュー株投資は現在価値と株価とのギャップに対して投資をするため、どちらかといえば中・長期目線での投資手法と言えます。

しかし大不況時等で売られ過ぎた銘柄に対して短期で投資することもとても有効です。

株式で長期的な資産形成をしたいのであれば、バリュー株投資が最もパフォーマンスが良いと言われています。


バリュー株投資は、会社が保有する現金や不動産、有価証券といった現時点で企業が保有する資産を評価して投資をします。

バリュー株投資のリスクは、ローリスク&ミドルリターンであることが多く、仮に勝率が50%でも負けが小さく、勝ちが大きい投資を続けられたら、損小利大(詳細はこちら⇒ 投資における【 損小利大の重要性 】 )で利益は積み上げることができます。

そのバリュー株投資には、「資産バリュー株投資」と「収益バリュー株投資」の2つがあります。

次は、その2つについて説明していきます。



資産バリュー株投資

企業が所有する資産価値に対して、株価が相対的に低い銘柄を探して投資する方法

PBRが低い銘柄を見つけて、会社の資産価値に対してどれだけ評価されていないのかを調査して投資します。

その企業が所有している現金、株式などの有価証券、土地や建物などのことですが、いずれもこれまでの長い企業活動によって培ってきたものです。

ある日突然、何の前触れも理由もなく資産が半分になったり、消滅したりすることは考えにくいでしょう。

より安全性を重視するという前提に立つなら、収益よりも資産をベースに考えた方が、見通しが立てやすい分だけ確実性は高いと言えます。

収益バリュー株投資

企業の収益力に対して、株価が割安な銘柄を見つけて投資する方法

PERが低い銘柄を見つけ、企業の利益(収益力)が高い銘柄に投資するのが収益バリュー株投資です。

収益バリュー株で評価すべき企業の利益は、その1年間の業績次第です。

例え今年は業績が良かったとしても、来年は悪化するかもしれません。

コロナショックや不祥事のように、企業固有の悪材料で収益が悪化することもあります。

収益バリュー株投資の方が流動性が高いです。

景気全体の悪化で収益が悪化した場合、今年は黒字でも来年は赤字になることも考えられます。

まとめ

以上が、バリュー株投資でした。

今回は、「資産バリュー株投資」「収益バリュー株投資」の違いについて概要を説明しました。

深掘りした内容はまた追々書いていきますね。

成長株投資も含め、あなたの投資方法に合った投資を続けられると良いですね(^^)

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