【 株式分割とは 】メリット・デメリットまで解説

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株式分割とは

株式分割とは、資本金を変えずに1株をいくつかの株式に分割することです。

自社が発行している株式に対して、流通量を増加させたい時に行われます。

1900年までは無償増資・無償交付・株式配当等と呼ばれていましたが、1991年の商法改正により株式分割という名称に変化しました。

株式無償割り当てと呼ばれることもあります。


株式分割は、株式を分割しています。

しかし、株価の価値自体は変わりませんが、単純に株数が変化するということです。

具体例

例えば、企業が株式分割を1:3と決定した場合、保有株が1株3,000円だったとしたらあなたの株保有株が3株になりますが、価格3,000円という価値は変わらないということです。

このように、株主の保有株数を増加させることとなるため、株主にとってはメリットが大きいです。

株式分割株式分割のメリット

企業側のメリット

1株当たりの最低購入金額が低下するため、企業の株を購入できる人が増加します。

そうなると、時価総額が上昇し株価も上昇する可能性があります。

更に、株主数・流動性売買出来高が上昇すると、「会社の株式市場への上場」にも近づきます。

上場の詳細はこちら⇒【 日本の株式市場の種類① 】表で解説 、 【 日本の株式市場の種類② 】分かりやすく解説

投資家側のメリット

最低購入金額が下がり流動性が高くなると、売買価格に値飛びが発生しにくくなります。

更に、保有資産は変わらないのに保有株数が増加します。

そのため、企業側が配当金や株主優待を設定していた場合、これまでよりもらえる量が増加する可能性があります。

株式分割のデメリット

企業側のデメリット

株数が増加するため、配当金・株主優待・株主総会におけるコストも増加するため、その分確実に売上高を高くしなければならない状況となります。

1株当たりの最低購入金額が低下するということは、より多くの人々が売買できるようになります。

そのため、株主分割の直後にトレードが入ったり、流動性が高くなることによりトレード目的での銘柄となってしまう可能性もあるということです。

現在の株主の層を変化させる可能性があるということです。

投資家側のデメリット

企業の株価の流動性が高くなったことにより、トレード目的銘柄となった場合、ボラティリティが大きくなることです。

まとめ

株式分割は、時価総額や1株当たりの売買代金が大きくなってきた会社が行う傾向があります。

現在銘柄ホールド中の株主からするとメリットが大きいです。

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