今回は、仮想通貨「TRON」について解説します。
TRONとは
TRONは、シンガポールの「ACRA」という企業規制当局の承認を得て、Justin Sun氏が創立した非営利団体の「TRON財団」による分散型プラットフォームのことです。
TRONは、2017年に公開されました。
TRONは主にゲーム・動画・音楽などのデジタルコンテンツに特化したプラットフォームであり、クリエイターの支援やエイターテインメント業界を発展させることを目的としています。
このTRONプラットフォーム上で利用される仮想通貨がTRONです。
日本語でトロンと読み、トークンは「TRX」です。
発行上限が990億です。
TRONの公式ホームページはこちらです。
TRONの特徴
TRONのプラットフォーム
TRONは分散型ブロックチェーンです。
ユーザー同士が相互に運営に参画できる非中央集権型です。
運営者を介さずにクリエイターとユーザーが直接繋がれるということは、ユーザーからクリエイターに報酬を直接渡すことができます。
そして、運営者に広告を払う必要がないため、ユーザー側からすると不必要な広告を掲載する必要などがありません。
また、ブロックチェーン上で分散管理されているため、一部でトラブルが発生したとしても全体としては機能し続けることもメリットです。
TRON20トークンでICO
トロンでは、「TRON20トークン」という独自トークンを発行することができます。
そしてそれをICOで売却することができます。
TRON20トークンの価格は、例えばクリエイターの作品がTRON20トークンで資金調達し、そのクリエイターが人気になるに伴ってトークンの価値が上昇するという仕組みになっています。
そしてこのTRON20トークンをTRXと交換することができます。
DApps開発・利用
TRONでは、ブロックチェーン上でDApps(分散型アプリ)を開発したり利用したりすることができます。
DAppsとは→仮想通貨における【 ダップス(DApps)とは 】分かりやすく解説
現在では、TRONのアプリストアの「DApp store」にてTRONのブロックチェーンを基盤にして開発されたDAppsが何百種類以上も配信されています。
DPoS
DPoSとは、通常のPoSとは少々異なります。
PoSとは→仮想通貨における【 POW・POSの違い 】どちらが良い?
DPoSはPoSから発展して作られた新しいコンセンサスアルゴリズムです。
学びも多いため、覚えておきましょう。
詳細→【 DPoSとは 】メリット・デメリット/PoSとの違いまで分かりやすく解説
まとめ
TRONは時価総額も7,000億円以上に大きくなってきています。
ICOができる仕組みは画期的ですね。
プラットフォームやDAppsも特徴的です。
TRONの成長に伴いTRXの価値も上昇していくと考えられます。
TRONに問題が生じたりした際は要注意です。
何が言いたいかというと
— Miori (@mioriescom) March 14, 2022
BTC王者ピンチ👑💥
BTCほど自立分散が成り立っていて人が介入していないからこそPoSの変更は難しい。
そしてETHも早く2.0にアップデートしなければならない理由ができた。
これ全世界がこの禁止法出したらPoWの立場がなくなってしまうね😨
時価総額と価格に表れるだろうな https://t.co/n76hUIeTxI
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