【 OMG Network(OMG)とは 】創設者・特徴・供給量・上場している仮想通貨取引所・投資における将来性まで解説

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今回は、「OMG Network(OMG)」とは・創設者・特徴・供給量・上場している仮想通貨取引所・投資における将来性、の順で説明します。

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OMG Network(OMG)とは

OMG Network(OMG)とは、イーサリアムブロックチェーン用に構築されたノンカストディアルなレイヤー2スケーリングソリューションです。

※レイヤー2とは→【 Plasmaとは 】代表的なレイヤー2/システム・課題についても解説

OMG Networkは、イーサリアムスケーリングソリューションとして、イーサリアムネットワーク上で直接取引する場合よりもETHSとERC20トークンを大幅に高速・安価に取引できるように設計されています。


ネットワークは、MoreViable Plasmaと呼ばれる新しいスケーリングソリューションに基づいています。

MoreViable Plasmaは、サイドチェーンを使用して、オフチェーンでいくつかの取引をグループ化しました。

そしてイーサリアムルートチェーン上の単一取引として検証することを可能にします。

OMG Nerworkによると、この技術はイーサライムでの取引数(TPS)を、現在のEthereum1.0が現在可能な10-14TPSから数千にまで拡張できる可能性があるということです。

ネットワークはOMGユーティリティトークン(詳細→仮想通貨における【 ユーティリティトークンとは 】分かりやすく解説)によって稼働されます。

トークンはOMGネットワーク上で手数料の支払い方法の1つとして使用できます。

そして最終的にはステーキング可能となり、報酬の代わりとしてネットワークを安全に保護することに役立っています。


OMG Nerworkの公式ホームページはこちらです。

https://omg.network/

創設者

OMGネットワークは現在、世界中に駐在している50人以上のメンバーを含むチームで構成されています。

タイ出身のVansa Chatikavanij氏によって創立されました。

以前はOmise Holdings社として知られていたタイ拠点のフィンテック企業SYNQAの子会社として経営されています。

Vansa Chatikavanij氏はニューヨークのコロンビア大学で地球環境学の修士号を取得しました。

その後、Chatikavanij氏は2017年にOMGネットワークを創設する前に、国際金融公社(IFC)や世界銀行グループを含む著名な金融機関でコンサルティング業務に携わりました。

Chatikavanij氏は、現職のCEOポジションに移行する前の2019年まではその社長でした。

また、Huawei Technolosies社のブロックチェーンR&D戦略の元責任者であるStephenおよびコンサルタントKasima Tharnpipitchai氏が就任しています。

特徴

プラズマベースのサイドチェーンソリューション

OMGネットワークは、大手企業がイーサリアムネットワーク上で製品やアプリケーションを構築することを検討する前に、イーサリアムの速度とコストに関する大きな障壁をなくす必要があるという考え方です。

(イーサリアムはPoWからPoSに移行しますが、その前のPoWの場合のことです。)

OMGは、プラズマベースのサイドチェーンソリューションを使用します。

そのため、基盤となるイーサリアムネットワーク(PoWの場合)上で資産を確保しながらも、電力使用量を最大99%・手数料約2/3まで削減することができます。

プラットフォーム自体は、2017年の最初のICO(詳細→仮想通貨における【 ICOとは 】歴史・機能・条件・規制・リスク/IPO・IEOとの違いまで解説)によりえた2,500万ドルの資金でサポートされています。

また、OMGネットワークの親会社SYNQA社は、最近、シリーズCの投資ラウンドで、トヨタファイナンシャルサービス株式会社や三井住友銀行など複数の大手投資会社から支援を受けました。

その結果、8,000万ドルの資金調達をすることができました。

PoS

OMG Nerworkメインネットは最終的にProof of Stake(PoS)コンセンサスシステムに移行します。

※PoSとは→仮想通貨における【 PoW・PoSの違い 】どちらが良い?

そのため報酬を得るためにトークンをステーキングできるようになります。

それまでは、OMGネットワークのチェーンは、Proof of Authority(PoA)コンセンサスメカニズムによって保護されています。

PoAは、PoSの簡素化されたバージョンで、単一のブロック生成者によって制御されています。

※PoAとは→【 Proof of Authority(PoA)とは 】PoW・PoSとも比較して分かりやすく解説


PoSに移行すると、OMG保有者はステーキングをバリデーターに委任することで、ステークホルダーになることができます。

供給量

OMGネットワークトークンの最大供給量は140,245,390OMGに固定されています。

総供給量の割り当ては次の通りです。

・65.1%が投資家に配布

・5%:エアドロップ

・29.9%:プロジェクトとチーム保有

・20%:将来の開発とネットワーク検証のための保管

・9.9%:創設チームのための準備高

上場している仮想通貨取引所

OMGの上場している仮想通貨取引所は次の通りです。

・Binance

・Coinbase

・FTX

・Huobi Global

・Bitfinex

・Bithumb

投資における将来性・まとめ

OMGネットワークは、電力消費のPoSに移行して工夫するようです。

しかし、PoS銘柄は数えきれないほどあるため、その他の特徴や良い点を出していけると良いですね。

つまり競合にない特徴や秀でた稀な機能があると投資的に安心なのですが、OMGにもそのような特徴ができると良いですね。

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