仮想通貨における【ユーティリティトークンとは】分かりやすく解説

今回は、仮想通貨における「ユーティリティトークン」について解説します。

ユーティリティトークンとは

ユーティリティトークンとは、何らかの実用性を持ったトークンのことです。

特定のサービスにアクセスするための権利として機能します。

そして、トークン自体は金銭的価値を持たないのですが、具体的なアセットと交換することにより資産性が生まれるトークンです。

英語でUtilityとは、実用性・有用性という意味です。

ユーティリティトークンは、例えると新幹線の切符と同様の意味を持ちます。

他の場所へ行きたい人からすると価値がないし、期間が過ぎると金銭的価値はなくなるという特徴があるからです。

ユーティリティトークンでは次の機能が特徴になります。

・一部の人に限定されたコミュニティで効果を発揮しやすい

・トークン自体は物質的価値を持たなくて良い

・交換対象となるアセットの価値を定量化できる

・プロダクトを所有したり、サービスを使用したりする権利

・サービスやコミュニティの意思決定に投票する権利

・サービスの利用料

・ユーザーの行動のインセンティブ（振る舞い）

これらを通じて、ブロックチェーン上では様々なプロジェクトに活用されています。

ユーティリティトークンとガバナンストークンは違うため、違いをおさえておきましょう。→仮想通貨における【ガバナンストークンとは】詳細まで分かりやすく解説