投資における【 ノックインとは 】メリット・デメリットまで分かりやすく解説

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今回は、投資における「ノックイン」について解説します。

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ノックインとは

ノックインとは、あらかじめ定められた株価等の水準(ノックイン判定水準)以下になることです。

つまり、株式指数など、対象となる指標があらかじめ定めた水準(ノックイン価格)と同等あるいはそれを下回り、権利が発生することです。

・ノックイン・・・株価指数などの対象となる資産の価格があらかじめ決められた水準を等しくなるかこれを超えること

・ノックイン価格・・・あらかじめ決められた水準のこと

保有の債券にてノックインが発生すると、額面100%で満期償還しない場合(株価連動債)や、対象株式と現金調整額(EB債)で償還する場合があります。

ノックインすることによって償還条件(償還金額など)が変わる債券をノックイン条項付きの債券と言います。

観察期間中に対象銘柄の終値が一度でもノックイン判定水準以下となった場合にはノックイン発生となります。


ノックイン発生時の償還条項は株価連動債かEB債かによって異なります。


例えば、基準日からの日経平均株価の変動率によって償還金額が変動するタイプの日経平均株価連動債券では、日経平均株価が観察期間中にノックイン価格に達しなかった場合には当初設定の償還金額で償還されます。

ノックイン価格以下になった場合には、その後の株価動向によっては償還金額が投資元本を下回る可能性があります。

ノックイン投資では、上記の「ノックイン」にならなければ、特殊な条件が定められた債券(仕組債)を投資対象とする投資信託で、高い利回りを得ることができます。

ノックイン投資は、比較的複雑な仕組みの金融商品のため、内容を理解してから購入するようにしましょう。

メリット

・ノックインしない場合には、元本が保証される

・高い利回りを得る可能性が高い

・早期償還する場合、それ以降は高利回りは得れなくなるがノックインの可能性を防ぐことができる(早期償還の条件によるため要確認)

デメリット

・ノックイン価格以下になると、損失が生じる

・中途解約できない場合が多い

・中途解約できたとしても解約価額が申込価額を下回っていると損失となる場合がある

まとめ

ノックイン投資を行う際は、ノックイン投資の内容・メリット・デメリットを踏まえて投資しましょう。

そして、ノックイン投資の対象によっても内容が異なる場合があるため、よく確認しましょう。


関連記事→【 ベンチャー投資とは 】投資方法とその種類まで解説

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