今回は、企業の「商品売買」の用語について説明します。
商品売買とは
企業の売り物となる商人を買ってくることを「仕入れ」と言います。
商品を作成するために仕入れたものの金額を「原価」(もしくは仕入れ価格)と言います。
商品を顧客に販売して得た金額を、「売上」と言います。
販売した時の金額を「売価」と言います。
商品を仕入れた相手先のことを「仕入れ先」と言います。
商品を売り上げた相手先のことを「得意先」と言います。
三分法・分記法とは
商品を仕入れたり売り上げたりした時には、三分法・分記法の2種の処理方法があります。
三分法による処理
三分法とは、商品の売買について、「仕入(費用)」「売上(収益)」「繰越商品(資産)」の2つの勘定で処理する方法です。
三分法では、期末に多いて残っている商品の原価を、繰越商品に振り返る処理をします。
商品を仕入れた時
商品を仕入れた時は、原価(仕入れた時の金額)で仕入を計上します。
商品を売り上げた時
商品を売り上げた時は、売価(販売した時の金額)売上を計上します。
分記法による処理
分記法とは、商品の売買について、商品・商品売買益の2つの勘定で処理する方法のことです。
商品を仕入れた時
商品を仕入れた時は、原価(仕入れた時の金額)で商品の増加として処理します。
商品を売り上げた時
商品を売り上げた時は、原価(仕入れた時の金額)で商品の減少として処理します。
売価と原価との差額を、商品売買益で処理します。
まとめ
株式投資では、決算を読み込むために簿記の知識もあると優位になります。
今後も決算を読み解いていきましょう。
フリーアカウント作成 | Binance
バイナンスにアカウントを登録
最近のコメント