決算書における【 残価保証とは 】分かりやすく解説

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今回は、決算書における「残価保証」について解説します。

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残価保証とは

残価保証とは、リース期間終了時の処分価額が契約で決められた保証価額に満たない場合に、借手がその不足分を貸手に支払う義務のことです。

残価保証の会計処理

割引現在価値

割引現在価値を求める際に、残価保証額をリース料総額に含めて処理します。

減価償却

所有権移転外ファインアンスリース取引について、減価償却の際に、残価補償額は残存価額として取り扱います。

リース物件の返却

残価保証額は、その他流動資産として計上しておきます。

残価保証支払額の確定時

リース物件の処分価額が残価保証額を下回った場合

その他流動資産とリース債務を相殺し、不足分をリース資産売却損として処理します。

リース物件の処分価額が残価補償額を上回った場合

その他流動資産とリース債務の相殺のみ行います。

追加の支払い義務は生じません。

関連記事→決算書の裏側【 リース会計について 】まとめ

まとめ

株式投資や経営においても、決算の読み解きは必須になります。

そのため簿記の知識も活かしてより決算書を深く理解しましょう。


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