今回は、決算書における「連結会社間で振り出した手形の割引き」について解説します。
連結会社間で振り出した手形の割引き
連結会社間で振り出した手形を銀行で割り引いた場合、個別会計上では手形の割引として処理されています。
しかし、連結会計上では企業グループで手形を振り出して、銀行から資金を借り入れたことになります。
そこで、連結会社間で振り出した手形を銀行で割り引いた場合には、借入金(負債)として処理します。
借入金は連結貸借対照表上では、一年基準によって短期借入金(負債)または長期借入金(負債)として処理します。
更に、受取手形に貸倒引当金を設定している場合には、連結修正仕訳で貸倒引当金の修正も必要になります。
まとめ
株式投資においては、決算を読み解く必要があります。
この際、簿記の知識もあるとより理解が深まります。
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