決算書における【 クレジット売掛金 】分かりやすく解説

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今回は、決算書における「クレジット売掛金」について解説します。

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クレジット売掛金とは

クレジット売掛金は、クレジット取引(代金支払いをクレジットカードなどで行う取引)から生じる売掛金です。

通常の売掛金とは区別して、クレジット売掛金勘定で処理します。


クレジットによる売上の場合、売主と買主との間に信販会社(クレジット会社)が入り、お金のやりとりは売主と信販会社、買主と信販会社の間で行われます。

そのため、売主は売上代金を信販会社から回収することになり、買主から回収する通常の売掛金とは区別して把握しておく必要があります。

このことから、クレジット売掛金という勘定科目を用いて処理をします。


関連記事→【 売上債権とは 】売掛金・受取手形・未収入金まで分かりやすく解説

クレジット取引の会計処理

商品を売り上げた時

商品を売り上げ、クレジット取引が行われた時は、後で代金を受け取る権利をクレジット売掛金として処理します。

更に、クレジット取引が行われる場合、会社は信販会社に手数料を支払います。

この決済手数料は支払手数料として処理します。


決済手数料を計上するタイミングには、

①商品を売り上げた時

②決済時

があります。

ここでは主要な、商品を売り上げた時での説明をします。


商品を売り上げたときに決済手数料を計上する場合、商品代金から決済手数料を差し引いた金額をクレジット売掛金として処理します。

代金が入金された時

後日、信販会社から商品代金が入金されたときには、クレジット売掛金を減少させます。


クレジット売掛金は、信販会社に対する売掛金です。

そのため、一般の売掛金勘定と区別すべきとされます。

ただし、貸借対照表上の表示においては、一般の売掛金と合算して表示され、明細を別途開示します。

まとめ

株式投資・経営において、決算書の理解は必須になります。

その際、簿記の知識も生かして決算書の理解を深めましょう。


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