【エマージング債とは】分かりやすく解説

エマージング債とは

エマージング債とは、新興国の政府・政府関係機関・企業（公営企業・民間企業）が発行する社債です。

エマージング（Emerging）自体の意味は「新興」です。

新興は、ロシア・東欧・中南米・東南アジア・中近東・中国・インド・アフリカ等の地域や国が該当します。

エマージング債の代表的なインデックスはJPモルガン・コーポレートエマージングマーケッツ・ポンド・インデックスがあります。

エマージング債は、先進国の債務と比較すると、国際経済の期間となる資源・エネルギー・通信・運輸等の事業関連分野では、政府との関連が強い企業になります。

そしてエマージング債は、未来への経済成長の期待値が高いため、高利回りが期待できます。

しかし急インフレ・政権交代・通貨・金融危機等、信用リスクやカントリーリスクも高いです。

※信用リスクにおける格付け会社とは⇒【格付け会社とは】分かりやすく解説

また、実際に債務不履行となった例も多々あります。

しかし近年ではエマージング経済の発展に伴い、社債発行残高は増加しています。

そのおため投資額も拡大していくと考えられています。