最初の段階の資金調達方法【シードラウンドとは】由来・一般的な傾向まで解説

今回は、「シードラウンド」について解説します。

シードラウンドとは

シードラウンドとは、（エンジェルラウンドを経由していなければ）スタートアップが行う初めての資金調達ラウンドのことです。

創業前または創業後間もない成長ステージにある企業が行う資金調達のことです。

この成長ステージを「シード」（種）とと言うため、ここが由来です。

創業前もしくは創業後、企業は成長していきます。

そしてその成長過程では、段階によって資金調達の内容・目的・規模が変化します。

このように、企業の段階によって投資家が投資をすることを、投資ラウンドと言います。

このシードの段階での投資ラウンドのため、シードラウンドと言われています。

シードラウンドでは、数百万〜数千万の額の資金調達が一般的です。

創業後の製品開発・研究・人材確保・販売リソース確保などが目的となります。

シードラウンド企業への投資を専門としたVCも存在します。

現在では、ほぼ全てのスタートアップ企業が通過する傾向があります。