【 連言錯誤とは 】リンダ問題から分かりやすく解説/投資に応用する

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今回は、「連言錯誤」について解説します。

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連言錯誤とは

連言錯誤とは、本来は2つの事象の連言または同時生起であることを無視し、一方のみの事象の正起確率よりも低く判断してしまうことです。


連言錯誤は、英語で「Conjunction Fallacy」です。


これは、リンダ問題が連言錯誤を起こす代表問題として知られています。


そのリンダ問題について説明します。

リンダ問題

リンダ問題は、リンダのプロフィールからの回答にて説明できます。


〜リンダのプロフィール〜

・31歳

・独身

・積極的に発言する非常に聡明な人物

・学生時代には差別や社会正義の問題に関心を持っていた

・大学で哲学を専攻

・反核デモに参加していた


このプロフィールから、リンダについて推測する場合、①と②のどちらの可能性が高いと思いますか?

①リンダは銀行員である

②リンダは銀行員で、フェミニスト運動もしている



この例題であれば、本来は、②に関してリンダがフェミストであり、かつ銀行員である確率は①よりも極めて低くなります。

つまり、①の確率が高いのですが、

多くの人々は②を選択してしまいます。


このように、2つの事象が同時に起こる連言事象の方が、単元事象よりも生起しやすいと誤って判断される現象を、連言錯誤と言います。


この例題では、連言事象「銀行員かつフェミニスト」の方が、単元事象「銀行員」より生起しやすいと誤って判断される点で、連言錯誤が錯誤が起こっているというということです。

投資に当てはめると・まとめ

投資に当てはめると、情報収集時に、2つの事象が同時に起こる連言事象の方が、単元事象よりも生起しやすいと誤って判断され、前者に投資する傾向があるということです。

人々は昔から、生活を楽にする物事を好み、これらのジャンルが伸びてきました。そのため、単元事象で概要を説明できる方が需要は伸びるかもしれません。


しかし、連言事象で概要を説明している方を選択しやすいという心理があることを覚えておきましょう。

本質の確率をよく見極め、心理に惑わされないようにしましょう。


関連記事→経済心理学を投資に応用【 標本サイズの無視とは 】分かりやすく解説

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