【 繰延税金資産の注意点 】分かりやすく解説

繰延税金資産とは

繰延税金資産とは、退職金などの一部の経費において、処理が会計と税務で異なるために発生する資産です。

具体的には、既に先払いしている税金があり、その金額分が将来納税額から控除されると見込まれる場合のみ計上される資産のことです。

※退職金に関する会計の詳細→決算書における【 退職給付会計について 】深い解説まとめ

繰延税金資産の注意点

注意点は、控除が見込まれていた年度に赤字となった場合、その年度は法人税がかからないため、観こまれていた納税額の控除は受け取ることができません。

この場合、繰延税金資産は見込まれていたにも関わらず受け取ることができないため計上したものと異なってしまいます。

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