今回は、決算書に記載されている貸借対照表の「有利子負債」について解説します。
貸借対照表における有利子負債とは
まずは有利子負債について説明します。
有利子負債とは、「金利(利息)を付けて返済しなければならない負債」のことです。
具体的には、銀行などから借り入れた長期借入金・短期借入金・社債・コマーシャルペーパー(CP)のことです。
これらは、決算書の貸借対照表の「負債」の欄に記載されています。
貸借対照表における有利子負債とは、負債ごとに分けると下記です。
流動負債:短期借入金・社債
固定負債:長期借入金・社債
ちなみに負債の欄にある買掛金・支払手形・未払金には利息が発生していないため、有利子負債にはなりません。
※未払金の詳細→決算書における【 未収入金・未払金とは 】分かりやすく解説
有利子負債に関する計算式
有利子負債に関する計算式は多くあります。
有利子負債比率・有利子負債依存度・有利子負債月商倍率・債務償還年数など様々な計算式に用いられます。
有利子負債比率=有利子負債残高÷自己資本×100
有利子負債依存度=有利子負債残高÷総資産
有利子負債月商倍率=有利子負債残高÷月商
債務償還年数=有利子負債残高÷営業キャッシュフロー
様々な式で求められるため、臨機応変に対応していきましょう。
まとめ
株式投資においては、簿記の知識もあると有効活用できますね。
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