【正規分布とは】テクニカル分析／中心極限定理に基づく

正規分布とは

正規分布とは、確率論や統計学で用いられる連続的な変数に関する確率分布の１つです。

その他にも自然や社会の至るところで用いられています。

分布の中で最も用いられる機会が多いのが正規分布です。

データが平均値の付近に集積する分布を表わしています。

具体的には、左右対称で平均を中心に左右にした山を持つ曲線のことを指します。

横軸は確率変数、縦軸はそのときの確率密度を示しています。

多数の因子の合計としてあらわされる確率変数は、正規分布に基づいています。

正規分布とは、英語で「normal distribution」です。

ガウス分布とも呼ばれています。

正規分布は中心極限定理という標本平均と母平均の誤差から成り立っています。

中心極限定理とは具体的に、母集団の分布がどんな分布であっても、その後さは標本の大きさを大きくしたときに正規分布に従っています。

この中心極限定理も確率論・統計学の極限定理の１つになります。

また、標本の分布に分散が存在しない場合は、極限が正規分布と異なります。