今回は、決算書における「伝票と仕訳日計表」について解説します。
三伝票制
伝票とは
伝票とは、仕訳帳の代わりに取引を記入する紙片のことです。
三伝票制
三伝票制とは、取引を入金取引・出金取引・それ以外の取引にわけ、それぞれ入金伝票・出金伝票・振替伝票の3種類の伝票に記入する方法のことです。
仕訳日計表の作成と各勘定元帳への転記
取引を伝票に記入した後、伝票から総勘定元帳へ転記しますが、転記ミスを防止するため、仕訳日計表を用いることがあります。
仕訳日計表とは
仕訳日計表とは、伝票に記入した1日分の取引を勘定科目ごとに集計しておく表のことです。
仕訳日計表から総勘定元帳への転記
仕訳日計表に記入した後、総勘定元帳に転記します。
①摘要欄には、仕訳日計表と記入します。
②仕丁欄には、天気もとの仕訳日計表のページ数を記入します。
③借方欄には、借方の金額を記入します。
④貸方欄には、貸方の金額を記入します。
⑤借/貸欄には、借方残高なら「借」、貸方残高なら「貸」と記入します。
⑥残高欄には、記入時点の残高を記入します。
得意先元帳・仕入先元帳への転記
得意先元帳(売掛金元帳)・仕入先元帳(買掛金元帳)に転記する場合には、伝票から直接記入していきます。
①摘要欄には、天気もとの伝票名を記入します。
②仕丁欄には、転記元の伝票番号を記入します。
③借方欄には、借方の金額を記入します。
④貸方欄には、貸方の金額を記入します。
⑤借/貸欄には、借方残高なら「借」、貸方残高なら「貸」と記入します。
⑥残高欄には、記入時点の残高を記入します。
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まとめ
経営や株式投資において決算書の理解は必須になります。
その際、簿記の知識も活かして理解を深めましょう。
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