今回は、「UNUS SED LEO(LEO)」について解説します。
UNUS SED LEOとは
UNUS SED LEOは、海外の仮想通貨取引所のBitfinexがIEOとして販売したトークンです。
BitfinexやTetherの親会社のiFinex社が発行した独自トークンです。
トークンは「LEO」(レオ)です。
Unus Sed Leo Limitedというイギリスのヴァージン諸島を拠点としています。
BinanceのBNBのように、仮想通貨取引所Bitfinexのユーティリティトークンとして機能しています。
ユーティリティトークンとは→仮想通貨における【 ユーティリティトークンとは 】分かりやすく解説
そのためBitfinexでの手数料や、手数料の割引などに利用することができます。
UNUS SED LEOの特徴
手数料としての使用・手数料の割引
LEOは、Bitfinexの手数料支払いだけでなく、Bitfinexの運営元iFinexの「Ethfinex Trustless」(イーサリアム中心の分散型取引所)でも利用することができます。
また、LEO保有量により手数料の割引も行われています。
その他にも、商品購入・イベント参加権としてもLEOを使用することができます。
バーン
iFinexでは毎月、Ethfinexとサブ製品以外の先月の総売上の最低27%分のLEOを市場から買い戻し、バーンされています。
バーンされることにより、そのバーンされたトークンは永久に利用することができなくなります。
つまり、市場の供給量を減らして価格上昇へ向けた取り組みをしているということです。
既にバーンされており、こちらの公式ホームページにてバーン量が発表されています。
透明性の表示
Bitfinexでは、LEOのバーン量などを公開しているように、透明性を重視して運営されています。
そのためバーンがどれだけされているかなどを確認することができ、人々からの信頼を得ようと努めていることが分かります。
まとめ
先月の総売上の27%をバーンするというユーザーのことを考えた会社ですね。
また、透明性を重視しており、随時公式ホームページにて発表なさっていることもユーザーのことを考えていますね。
このように信頼を大事にする会社はトークンと共に伸びていくでしょうね。
しかし疑問点は、Bitfinexが世界中の多くの仮想通貨取引所の中で生き残れるかということです。
現在(2022年3月)LEOの時価総額は29位と高く、これまでの努力が時価総額に表れています。
競合が沢山ある中で生き残れるほどユーザーに愛されて日常的に利用されていければ良いですね。
そしてバーン量も、この総売上次第のためトークン保有者は応援して長期ホールドできそうですね。
しかし手数料の割引がされると言っても、Bitfinexの元々の手数料自体が高ければあまり恩恵を受けることができないため、他の仮想通貨取引所の手数料とよく比較しましょう。
(Bitfinexを利用していない人からするとメリットはバーンしかなさそうですが、信頼性なども考慮しましょう。)
どちらにしても信頼されて透明性のある会社は、トークンと共に今後も活躍していきそうです。
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