【 「のれん」資産の落とし穴 】注意点

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のれん資産とは

のれん資産とは、貸借対照表には乗らない超過収益力のことです。

見えない資産なのですが、企業買収等により純資産異常の価格で買収されることになった場合にその価値が目に見える形となり資産として認識されます。

具体的には、技術力・経営力・ネームバリュー・ブランド等です。

のれん資産の注意点

上記のように、のれん資産は、現金預け金や債権などとは異なり、不確定な資産です。

そのためいつまでも資産欄に記載することはできません。

その後、資産欄から除いて費用にする必要があります。

更に、のれん代の税務上と会計上での扱い方は異なります。

税務上では、M&A等の企業買収を行い連結の貸借対照表を作成する際、のれん代は計上されません。

会計上では実際の買収額と純資産額の差をのれん代とみなし、それを一定額ずつ規則的に償却します。帳簿上では借方に記入します。


大抵は、買収額のほうが譲渡企業の純資産額より大きくなることが多いためのれん代はプラスになります。

※純資産とは→決算書における【 純資産について 】解説まとめ

しかし純資産額のほうが買収額よりも大きいことがあり、のれん代がマイナスになることがあります。

これは「負ののれん代」と言い、差額であるのれん代を一括で利益とみなして貸方に記入します。

その時の注意点は、予定買収が計画通りの成果を得ることが出来なかった場合には、減損処理が必要になると言う点です。

そして多額の評価損が計上されることになります。

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