【 金持ち父さんの投資[上級編] 】ロバートキヨサキ

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今回は、 Vol.4 金持ち父さんの投資ガイド[入門編] の続きの

金持ち父さんの投資ガイド[上級編]について説明していきます。

1.金持ち父さんの投資ガイド[上級編]

2.本の目次

3.本の内容

4.まとめ


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金持ち父さんの投資ガイド[上級編]

金持ち父さんの投資ガイド[上級編]改訂版 / ロバート・キヨサキ


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本の目次

第二ステージ  どのタイプの投資家になりたいか?

  第一章  九十対十の謎を解く

  第二章  金持ち父さんによる投資家の分類

      分類その一 適格投資家

      分類その二 専門投資家

      分類その三 洗練された投資家

      分類その四 インサイド投資家

      分類その五 究極の投資家

 第三章  ゆっくりと金持ちになる方法

 第四章  金持ちになるまで昼間の仕事は続ける

 第五章  起業家精神を持とう

第三ステージ  しっかりしたビジネスを作り上げる

 第六章  なぜビジネスを起こすのか?

 第七章  B・Iトライアングルとは何か?

      第一の要素 キャッシュフローの管理

      第二の要素 コミュニケーションの管理

      第三の要素 システムの管理

      第四の要素 法律面の管理

      第五の要素 製品の管理

第四ステージ  洗練された投資家になる

  第八章  洗練された投資家の考え方

  第九章  投資を分析する

  第十章  究極の投資家

  第十一章 あなたも億万長者になれる

  第十二章 金持ちはどうして破産するのか?

第五ステージ  富を還元する

  第十三章 「お返し」をする用意はできているか?



本の内容

投資家に必要な十のコントロール能力

①自分自身をコントロールする力

②収入と支出、資産と負債の比率をコンロトールする力

③投資の管理方法をコントロールする力

④税金をコントロールする力

⑤売買のタイミングをコントロールする力

⑥ブローカーを通しての取引をコントロールする力

⑦E-T-C(携帯・タイミング・特質)をコントロールする力

⑧契約の条件をコントロールする力

⑨情報へのアクセスをコントロールする力

⑩富への還元・慈善行為・富の再配分をコントロ―ルする力







~どんな種類の投資家になりたいかを決める~

1⃣適格投資家

 大金を稼いでいるか、多くの資産を持っている人、あるいはその両方に当てはまる人

2⃣専門投資家

 ファンダメンタルズ投資とテクニカル投資のやり方を知っている人

3⃣洗練された投資家

 投資と法律を理解している人

4⃣インサイド投資家

 投資を作り出す人

5⃣究極の投資家

 株を売る側になる人

適格投資家

証券取引委員会(SEC)による適格投資家の定義

1⃣年間の収入が20万ドル(2000万円)を超える

2⃣夫婦の年間の収入が30万ドル(3000万円)を超える

3⃣夫婦の純資産が100万ドル(1億円)を超える


専門投資家

専門投資家はファンダメンタル分析とテクニカル分析の両方に精通する必要がある。

ファンダメンタル投資

ファンダメンタル投資家は会社の財政状態を見て、その価値と成長を見極めることによってリスクを小さくする。

ファンダメンタル投資家にとって、投資対象にふさわしい株式を選ぶ時に考慮すべき最も重要なことは、その会社の将来の収益力だ。

ファンダメンタル投資家は対象がどんな会社でも、投資をする前にその会社の財務諸表を慎重に検討する。

彼らはまた、経済全般とその会社が属する業種の将来の見通しも考慮に入れる。

ファンダメンタル分析の際には、金利の動向が非常に重要な要素となる。


テクニカル分析

充分な訓練を受けたテクニカル投資家は、市場の感情に基づいて投資し、また、突然の大きな損失にヘッジをかけて投資する。

投資対象にふさわしい株式を選ぶ時に最も重要なことは、その会社の株式に対する需要と供給だ。

テクニカル投資家は、将来見込まれる需要に基づいて考えた場合、売りに出されている株式の供給量は十分と言えるだろうか?といった具合に株価の動向を検討する。


投資は多くの場合、結婚に似ている

始めは何もかもが期待と喜びに満ちている。だが、うまくいかなくなると離婚に至り、それに伴う痛みははじめの頃の期待と喜びよりもずっと大きい

だから投資と結婚は同じようなものだと考えるべきなのだ。

多くの場合、そこに入ることよりも出ることの方がずっと易しい。

どの結婚も最終的に離婚に至る可能性は半分だ。

だが現実には結婚する人たちは一人残らず自分はそうはならないと思っている。


専門投資家は、現在の株価収益率よりも将来の株価収益率の方が重要なことを知っている。

投資家は将来性の高い会社に投資したいと思っている。

投資家が株価収益率を有効に利用するには、会社についてもっと多くの情報が必要な場合がある。

一般的に、投資家は前年度と当年度の数字を比較して、その会社の成長の度合いを測る。

また、同じ業種の他の会社の株価収益率の比較してみることもある。

相場が上昇していようが下落していようが儲けることができる。

暴落があっても冷静さを保ち、暴落時こそ儲ける。


洗練された投資家

洗練された投資家は、次のような法律に詳しい人だ。

・税法  ・会社法  ・証券法

洗練された投資家は法律の基本を知っているおかげで、E-T-C(形態―タイミング―特質)からの恩恵を十分に受けることができる。

平均的な投資家洗練された投資家
一組だけの財務諸表複数の財務諸表
何もかも自分の名前で所有したい自分の名前では何も所有したいと思わない
会社法人を利用する
多くの場合、住んでいる家や自動車も自分の名義ではない
保険を投資だと考えない
「分散投資」といった言葉を使う
リスクに対するヘッジとして保険商品を使う
カバー」「エクスポージャー(リスクにさらされている投資額)」「ヘッジ」等の言葉を使う
現金や貯金を含む「紙の資産」しか持たない紙の資産と、不動産や貴金属など実体のある資産の両方を持っている
貴金属は、名目貨幣とも呼ばれる「お金」の供給の管理を政府が買った場合に備えたヘッジだ
仕事による安定に焦点を合わせている経済的自由に焦点を合わせている
職業教育に焦点を合わせている
間違いを犯すことを避ける
お金に関する教育に焦点を合わせている
間違いは学習の一部だということを知っている
お金に関する成功を探そうとしないあるいは探す場合でもただで手に入れたいと思うお金に関する情報のために喜んでお金を払おうと思っている
善か悪か、白か黒か、正しいか間違っているかで考えるお金に関しては灰色の部分もあると考えている
過去の指標を見る
例えば株価収益率、還元率など
将来の指標を見る
経営や商品のトレンド、形式、変化
まずブローカーに電話して投資に関するアドバイスを求める、あるいは誰にもアドバイスを求めずに自分で投資するブローカーに電話するのは最後
プランを検討し、ファイナンシャルアドバイザーや法律に関するアドバイザーが集まったチームと相談してから最後に適切なブローカーに電話をする
ブローカーがチームの一員である場合も多い
外部分的な保護を求める
仕事、会社、政府など
自分に対する信頼独立が大事だと考える

インサイド投資家

投資の内側にいて、ある程度経営上のコントロールの力を持っている人を指す。

経営に関するコントロールにあるが、金持ち父さんが指摘した一番重要なポイントは、必ずしも多くの所得や純資産を必要としない点。

インサイド投資家は、会社の執行役員取締役、あるいは発行済み株式の10%以上を所有する人


SECによるインサイダーの定義

ある会社について、まだ公には手に入れることのできない情報を持っている人

そのような人がその成功を使って利益を得ることを違法としている。

これには、インサイダーが直接利益を得ることだけでなく、インサイダーが誰かにちょっとした成功を与えてそれによってその人が利益を得ることも含まれている。

支配権を作り出す

株式を公開していない会社のオーナーとして、あなたが投資し損失のリスクを引き受けたお金は、あなた自身のものだ。あなたの会社にたいして外部からの投資家がいる場合は、あなたにはその人たちの投資をうまく運営するという受任者としての責任があるが、それと同時にあなたには投資の運用をコントロールすることができ、また、インサイダーとしての成功を手に入れられる立場にもある。


支配権を買う

自分自身でビジネスを立ち上げる方法の他に、すでにある会社の経営権を握るのに充分な株式、つまり支配権を買うことでインサイド投資家になることもできる。支配権を手に入れるには、解すあの株式の過半数を買えば良い。

究極の投資家

究極の投資家とは、ビルゲイツやウォーレンバフェットのような人だ。

このタイプの投資家は、他の投資家たちが投資したいと思うような巨大企業を起こす。何百万というひとにとって何十億ドルもの価値を持つ資産を作り出す人

ビルゲイツもウォーレンバフェットも、金持ちになったのは高い給料のおかげでも自分が作った商品のおかげでもない。素晴らしい会社を起こし、株式を公開することで金持ちになった

世の中には家を建てて売る人もいれば、自動車を作って売る人もいる。だが、その究極にあるのは、何百万人がその一部を所有したいと思うようなビジネスを起こすこと。


IPO(株式を公開する)の有利な点と不利な点

<有利な点>

・ビジネスオーナーがビジネスの持ち分の一部を現金化するのを可能にする(例えば、ビルゲイツの当初のパートナーであるポールアレンは自分が持っていたμソフト社の株を売り、ケーブルテレビの会社を買った)

・事業拡大のための資本を集められる

・会社の負債を支払うことができる

・会社の純資産を増やすことができる

・会社が従業員にストック・オプション(一定の価格で自社株式を買う権利)を与えることを可能にする


<不利な点>

・あなたの活動が公のものになる(これまでは私的なものだった情報を公開しなければならなくなる)

・非常にコストがかかる

・あなたが焦点を合わせる対象が会社の運営ではなくなり、状況をとりまとめたり、公開会社であるための要件を満たすことになる

・IPOの要件や四半期、年次ごとの報告に伴う要件がかなり広範囲にわたる

・あなたは自分の会社に対するコントロール力を失う危険を冒すことになる

・株式市場で会社の株価が良い成績をあげなかった場合、株主から訴訟を起こされる危険がある

投資を分析する


会社の財務比率

売上総利益率=(売上高-売上原価)÷売上高

売上総利益率は売上総利益を売上高で割ったもので、これを見ると、売上高から売上原価を差し引いたもの――売上総利益――が売上全体の何%にあたるかがわかる。

どれくらいの売り上げ総利益が必要なのかは、そのビジネスがどのように構成されているか、ビジネスに伴うその他のコストはどれくらいかなどによって異なる。

営業利益率=EBIT÷売上高

営業利益率は、税金やお金の出入りに伴うコストを差し引く前の、営業活動の比率を表す。

EBITは税引前金利控除前利益の略で、売上高から資本コスト(利払い、税金、配当など)以外の、営業を続けるのに必要な全てのコストを差し引いたものだ。

売上高に対するEBITの比率は営業利益率と呼ばれる。

一般的には営業利益率が高いビジネスの方が、その率が低いビジネスに比べて強い。

営業利益率は高い方が良い。


営業レバレッジ=貢献利益÷固定費

営業レバレッジは、会社が営業活動によって獲得した貢献利益で固定費をどのくらいカバーできるかを示す割合だ。これは貢献利益を固定費で割ることによって得られる。

貢献利益は売上総利益から変動費(固定費ではない全ての経費で、売り会下によって変動する費用)を差し引いたものだ。固定費には、定額で、売上高によって変動しない全ての販売費、一般管理費が含まれる。例えば、正社員の給与や設備に係る費用は大部分が普通固定費と考えられる。これを間接費と呼ぶ人もいる。

営業レバレッジが1であるビジネスは、固定費を支払うのにぎりぎりの収入しか生み出していないことを意味する。つまりオーナーには何の利益もない。

営業レバレッジは高い方が良い。


財務レバレッジ=使用総資本(有利子負債+株主資本)÷株主資本

財務レバレッジは、外部投資家からの資金が会社経営にどの程度使用されているかを示す割合だ。

使用総資本は、利子を伴う全ての

有利子負債(転売商品の買い入れのための買掛金・支払い手形、未払い給与、未払いの経費や税金などは除く)の帳簿価額、つまり会計上の価額と、会社のオーナー全員の資本を足したものだ。だからもし、有利子負債が5万ドルなら、財務レバレッジは10万ドル÷5万ドルで2となる。


総レバレッジ=営業レバレッジ×財務レバレッ

総レバレッジは会社が現在の状態で抱えるリスクの全体を示す

ビジネスに何か変化があった場合、それが株主(会社形態によっては無限責任社員)にどんな総合的な影響を与えるかを教えてくれる。これは営業レバレッジと財務レバレッジをかけ合わせることによって得られる。

あなたがビジネスオーナーで会社の内部にいるとしたら、会社の総レバレッジは少なくともある程度管理できる。

株式に投資しようと考えている場合、総レバレッジは投資すべきかどうかの判断に約に立つ。経営状態が良く、堅実な経営をしているアメリカの企業(株式が公開されているもの)では、一般的に総レバレッジは5以下を維持している。


負債比率=総負債÷総株主資本

負債比率は、内部の人間から調達された資金(総株主資本)に対して、外部からの調達資金(総負債)がどれくらいあるか、その比率を表す。

大部分の企業はこの比率を1位かにとどめようと努力する。

一般的に言うと、負債比率が低い方が、その企業の財務はより堅実だ。


当座比率=当座資産÷流動負債   流動比率=流動資産÷流動負債

当座比率と流動比率が重要な意味を持っている理由は、その会社が次年度に負債を返済するのに充分な当座資産あるいは流動資産を持っているかどうかがそれによって分かるからだ。

流動負債を返済するのに充分な流動資産を持っていなければ、それはふつう、何か問題が起こる兆候だ。

一方、流動比率が2、当座比率が1であれば、かなり良好な状態と言える。

株主資本利益率=純利益÷株主資本

株主資本利益は、最も重要な比率の1つと考えられることが多い。

この比率を見れば、株主の投資に対してその会社がどれくらい利益を生んでいるかが分かり、他の投資先との比較ができる。


財務比率は何を教えてくれるか

金持ち父さんは、いつもこれらの数字を最低3年分は検討するようにと教えてくれた。

利益率や貢献利益、各種のレバレッジ、株主資本利益率の動きは、企業企業の経営状態、そのライバル会社に関することまでたくさんのことを教えてくれる。

企業が公表する報告書の多くには、これらの比率や指標は含まれていない。洗練された投資家は、それらが会社から与えられていない場合には、比率の計算応報を自分で学ぶか、その知識を持った人を雇う。

洗練された投資家は比率の計算に使われる専門用語やその意味を知っていて、投資の判断材料として比率を利用する。

といっても、財務比率はそれだけでは使えない。財務比率は会社の業績を示す指標であり、会社全体あるいは業界全体の分析と関連づけながら検討しなければならない。

最低3年間の比率を比較検討すると同時に、同じ業種の他の会社と比較すれば、その企業の相対的な強さが即座に判断できる。

例えば、過去3年間、財務比率がかなり良い状態で利益も上げている企業は、一応は健全な投資先だと考えられる。

ところが、業界全体について検討した結果、大手ライバル会社が売り出した新製品によってその会社の主力製品の売り上げが落ちていることがわかったとする。

このような場合は、市場シェアを失う可能性があるため、これまで業績が良かった会社といえども賢明な投資先とは言えないかもしれない。

はじめのうちは、これらの比率がとても複雑に思えるかもしれないが、やってみればあっという間に企業の分析ができるようになって、自分でもびっくりするだろう。ファイナンシャルリテラシーをミニるけるように自分を教育することで、あなたも「比率で話す」ことができるようになる。

なぜ会社の株式を公開するのか?理由6つ

もっとお金が必要だから。あなたが会社の株式を公開する主な理由の1つはこれだ。つまり、あなたが収益性の高い会社を既に持っていて、その会社をさらに成長させるために資本を必要としているような場合だ。取引銀行にはもうあたってみたし、私募やVCといった形でいくらか資金も集めた。だが、今は投資銀行からかなり多額のお金を必要としている。

・会社はまだ新しく、その業界での市場占有率を上げるために多額のお金が必要だから。今はまだ会社はそれほど収益をあげていないが、資本市場は将来の収益に投資する意味であなたにお金を出してくれる。

他の会社を獲得するために自社株を使いたいから。こういったケースはよくあり。金持ち父さんが「自分のお金を印刷する」と呼んでいたのがこれだ。ビジネスの世界でいう「M&A(合併と買収)」だ。

支配権を失うことなく会社を売りたいと思っているから。株式を公開していない会社の場合、会社のオーナーは資本を集める時に、支配権を放棄してしまったり、会社の経営についてあれこれ指図したがる新しいパートナーを引き入れたりすることがよくあり。株式を公開してお金を集めれば、オーナーは株式を売ることでお金を集める一方で、ビジネスの支配権は自分で持っていられる。たいていの株式は自分が投資した会社の経営にはあまり影響力を持っていない。

遺産相続のため。フォードモーター社が株式を公開したのは、フォード家に相続人が多かったのに、現金などの流動資産を持っていなかったからだ。同社は株式を公開し、その一部を売ることで、相続人への分配に必要な現金を得ることができた。相続のためにこの方法を使う会社は意外に多い。

・金持ちになって、他に投資するため。ビジネスを立ち上げることは、アパートを一棟建てて売ることによく似ている。違うのは、ビジネスを立ち上げ、公募によって売る場合、それによって失うのは資産の一部だけという点だ。資産の一部が何百万という部分に分割され、何百万という人に売られる。だから会社の創業者はその後も資産の大部分を所有し続け、支配権を維持することもできる。そしてそれをたった一人でなく何百万という人に売ることによって、沢山のお金を作り出すこともできる。良いことは小さな包みでやってくる、とよく言われるように。

 IPOを発行する会社の主な株主と取締役には制限がいくつかある。IPOの結果、彼らの会社の持ち株の価値は劇的に増加するかもしれないが、彼らがそれを売ることは厳しく規制されている。彼らの所有する株式はふつう「制限付き」と呼ばれる。それは、あらかじめ決められた期間はそれを売らないことに彼らが同意していることを意味している。

すぐに現金化したい株主は、IPOを使うのではなく、会社自体を売るか、自由に取引のできる株式を発行している別の会社と合併するという方法をとるのがいいかもしれない。



突然お金を持つと大抵の人が破産する理由

・お金のない家庭で育った人は、沢山のお金の扱い方を知らない

前にも言ったように、多くの場合、お金を持ちすぎるのはお金が足りないのと同じくらい大きな問題だ。多額のお金を扱う訓練を受けていない、あるいは適切なファイナンシャル・アドバイザーがついていない人は、そのお金を銀行に預けたままにしておくか、ただなくしてしまう可能性が大きい。

・人がお金を手にした時に感じる角の幸福感は、麻薬によって精神が高揚した状態に似ている

エジプトのツタンカーメン王のようにお金を使い始める。

お金を沢山設けた後破産する人は、その直前によく次の3つのことをやる。

一つ目は、飛行機か大きな船を買うこと。

2つ目は、サファリ旅行に出かけること。

3つ目は、離婚して若い奥さんをもらうこと。

これが始まったら、破産に対する準備を始めた方が良い。

なぜなら彼らが購入している上記全てのものが負債だからだ。

・お金が入ると、友人や親せきが近づいてくる傾向がある

あなたがお金を手にすると、他人がお金を借りたがるだけではない。

銀行があなたにもっとお金を貸したがるようになる。

よく銀行がそれを必要としない時にお金を貸すと言われるのはこのためだ。

・大金を手にした人は、突然投資家になるが、そのための教育と経験が伴っていない

急に金持ちになった人は、本当はファイナンシャルIQが低くなってしまったのにも関わらず、それが上がったように思う。

お金を持つと、突然株式ブローカーや不動産ブローカー、投資ブローカーなどから電話がかかってくるようになる。

・お金を失うことに対する恐怖が増す

貧乏人の金銭観を持っている人は、たいていの場合、貧乏になることを恐れながら暮らしてきたひとだ。

だから、突然大金が出に入ると、 貧乏になることに対する恐怖が小さくなるどころか大きくなる。

人は恐れているものを手に入れてしまう。

・金持ちになっても、良い支出を悪い支出の違いが分からない

金持ちがさらに金持ちになる理由の1つは、税法を自分に有利に利用して、より多くの投資を行うからだ。

肝心なのは、そうしなければ税金として出ていくはずのお金が、付加的な資産を買うために使われる点だ。

それによって収入に対する控除が生まれ、合法的に税金が減る。

支出の重要性

その人が将来金持ちになるか貧乏になるかを知りたかったら、その人の財務諸表の支出の欄を見るだけでいい。

収入の量とは関係ない。

支出にはあなたを金持ちにする死守と、貧乏にする支出がある。

賢いビジネスオーナー、賢い投資家は、自分が欲しいのはどちらの支出かを知っていて、それらの支出をコントロールする。

私が資産を作り出す一番の理由は、そうすればいい支出を増やすことができるからだ。

金持ちになりたかったら、沢山の金を作り出すためのプランを持たなくてはいけない。

それと同時に、実際にお金を儲ける前に、儲けたお金で何をするか、プランを持たなくてはいけない。

そのプランを持っていないと、お金を作るためにかかった時間よりも短い時間でそれをなくしてしまうことが多い。

今、会計士が電話をしてきて、お金がありすぎます。もっと投資に回す必要があります。と言ってきたとしても、

私には、お金をどこに移動すればいいかどんな会社組織を利用すればいいか、またそのお金で何を買えばいいかがすでに分かっているという状態にする。

あなたは億万長者になれるか?

この問いに答えられるのは、あなただけだ

何年か前、大きな借金を抱えていた時は、億万長者になるなんて無理だと私は思っていた。今振り返ってみると、実際に目標を達成することよりも、目標をきちんと紙に書き、それを目指して頑張ることの方が重要に思える。

億万長者になるという目標を決めたあとも、私は自身のなさに悩まされた。だが、私の頭は、そんなことにはおかまいなしに、目標達成を可能にする道を見つけ始めた。

目標に焦点を合わせていると、どうやったらその目標が達成可能かが常に見えてくる

私はよく、次のような格言を自分に言い聞かせる。

もし自分にできると思えば、できる。できないと思えば、できない。どちらにしても自分の言葉通りになる

億万長者になることはなぜ可能か?

インターネットを使えばほとんどの人が顧客を見つける事ができる。

インターネットはインターネット関連に限らず、広範なビジネスを作り出している。インターネットは60億の人類、一人ひとりがヘンリーフォードやビルゲイツになるのを可能にしてくれる。インターネットのおかげで、今は私達一人ひとりが自分のラジオ局、テレビ局を持っているのとほとんど同じ状態になっている。

新しい発明はさらに新しい発明を生む。新しいテクノロジーの急激な発達は、私達の生活のほかの部分の向上させるだろう。テクノロジーの変化があるたびに、さらに多くの人が、更に多くの革新的な製品を開発することが可能となる。

・金持ちが増えれば増えるほど、新しく作られるビジネスに彼らが投資したいと思うお金も増える――新しいビジネスを助けるためだけでなく、その利益の分け前にあずかるために。今日では、あらたに革新的事業をやろうとしている会社を探して、文字通り何百ドルというお金がうごめいている。たいていの人は、そういった現実をなかなか理解できない。

新製品はハイテク製品である必要はない。スターバックスはカップ入りのコーヒーでたくさんの人々を金持ちにした。マクドナルドはハンバーガーとフライドポテトだけで、世界最大の不動産所有者となった。

・キーワードは短命だ。私の考えでは、この言葉は、金持ちあるいは超大金持ちになりたいと思っているひとにとって、一番重要な言葉の1つだと思う。この言葉のウェブスター辞書の定義は、一日しか持たないあるいは短時間しか持たないだ。

まとめ

金持ち父さんの投資ガイド[上級編]、いかがでしたか?

今回は上級編ということもあり、上記のあらすじをピックアップするだけだと内容が深く理解できないかと思います。実際の本には、その内容の詳細や方法、具体例まで書かれているため、その項目ごとに深く理解できるように書かれています。

また、上記では株式に関する投資方法をピックアップしていますが、本には、不動産投資や企業に関しても詳しく書かれています。

これから投資メインで生きていくかたには、押さえておきたい必須の内容となっています。

Vol.4 金持ち父さんの投資ガイド[入門編]を読んだ後に読むことをオススメします(^^)


この本もKindle等の電子書籍が無いため、

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