本の学びを共有【イーロン・マスク 未来を創る男/アシュリー・バンス著】

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今回は、「イーロン・マスク 未来を創る男/アシュリーバンス著】の本の学びを共有します。

イーロン・マスク氏は2021年1月に世界一の富豪となりました。

その後彼のかTesla社はビットコインの件で株価下落し再度世界一の富豪はジェフ・べゾス氏になりましたが、イーロン・マスク氏は現在話題の中心にいる存在です。

このブルームバーグのランキングでは国における権力や支配的な地位によって富を所有している独裁者や王室等は除外されているため、真の資産家は桁違いです。

しかしそれらの富裕層の極みを除くと資産ランキングが1位になったということです。

ビットコインの件でも彼の発言で値動きが変わるため、世界を動かす人物と言っても過言ではないでしょう。

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「イーロン・マスク 未来を創る男/アシュリーバンス著】

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オススメ理由

イーロンマスク氏は2021年世界一の富豪として1位になりました。(その後再度ジェフべゾス氏にぬかれてしまいましたが、上位にいます。)

そしてビットコイン(ビットコイン470万円台まで下落)の価格変動に大きく影響力を持った人物です。

その彼は、世界最高責任者の中でも夢が最も大きいです。

その内容は、火星に移住し火星での生活を自社が担当するというものです。

火星に移住した先まで自社のことを考えていることが他の最高経営者方と異なります。

イーロンマスク氏はとにかく思考がずば抜けています。

この本は、世界最高経営者の思考の極みを覗くことができるため非常にオススメしています。

本の目次

1.イーロン・マスクの世界「次の」ジョブズはこの男

 救世主か大ぼら吹きか/スペースX探訪記/イノベーションを地で行く/ライフスタイル

2.少年時代 祖国・南アフリカの甘くて苦い記憶

加賀谷ぶりだった祖父/マスク独自の思考法/父親との微妙な関係/衝撃の出会い才能の開花

3.新大陸へ 壮大な冒険の始まり

 大学生活/即席ナイトクラブ/1994年のマスクが予測した未来

4.初めての企業 成功への第一歩を踏み出すまで

ベンチャー・ビジネス/事業拡張/仕事も遊びもモーレツ主義/お家騒動と買収劇

5.ペイパル・マフィア 栄光と挫折とビッグマネー

 ネット銀行という大野望/ドリームチーム/昨日の友は今日の敵/クーデター発生!/マスク経営の功罪/天国から地獄への手前へ

6.宇宙を目指せ ロケット事業に乗り出すまで

ま蒸すを火星に/ロシアでICBMを買おう/変えなければ自前で/ロケット・ベンチャー/スペースXとファルコン1/悲しみを乗り越えて/思考錯誤のモノ作り/欲しい人材 要らない人材/赤道直下の島で

7.100%の電気自動車 テスラモーターズという革命

リチウムイオン電池なら?/エンジェル投資家/爆発実験/試作車完成/暗雲/解任と確執/会社のゴタゴタ

8.苦悩の時代 生き残りをかけた闘い

離婚/新たな出会い/4度目の正直/破産寸前

9.起動に乗せる 火星移住まで夢は終わらない

大ぼら会社から有力企業へ/スペースX社の入射試験/マスクとべゾスの仲違い/厳しすぎるスケジュール/上場はまだ先

10.リベンジ 21世紀の自動車を世に出す

傷だらけの栄光/デザイナーとも大喧嘩/モデルSの誕生/ダイムラーを味方に/「物理学のレベルまで掘り下げろ」/ライバル社の欠点を探す/さらに上を目指す/荒波にも負けず/なぜテスラは買ったのか

11.次なる野望 イーロン・マスクの「統一場理論」

太陽を格安で手に入れる/企業同士をつなげる/真の電気自動車革命を起こせるか/究極の目標/宇宙にかける思い/ハイパーループ構想/冷酷な一面/ジョブズ、ゲイツとの比較論/マスクは「本物」なのか/ラリー・ペイジ、マスクを語る/ネクスト

特に学べた内容をピックアップ

かなり学びが深い本なのですが、

個人的に、特に学べた内容をピックアップさせていただきました。

~イーロンマスク氏とは~

イーロンマスク氏は夜眠れないほど大きな心配事があり、その内容は、グーグル創業者のひとりでCEOのラリー・ペイジが人工知能ロボット軍団を率いて人類を滅亡に追いやるのではないかという不安だった。

イーロンマスク氏は宇宙移民の現実が人生の目的である。「どうせなら人類の未来は明るいと考えながら死にたいね。我々が持続可能エネルギーの問題を解決して、別の惑星でも生きていける文明を築き、人類が複数の惑星にまたがって活動する種に近づいているとしようか。それでも人間としての意識の消失という最悪のシナリオを回避できるなら、実にいいことだと思う。」彼は決意を何よりも大切にする男だ。頃われ続けても前へ前へと進もうとする。

マスクは20年の歳月を企業に費やした。そんな彼を見てきた人々の反応は、マスクを褒めちぎるか徹底的にこき下ろすかのいずれかだ。

「私に消えて欲しいと思っている人々は日々増えている。そのうちロシアの手先に暗殺されるのではないかと家族は心配している。」と彼は言う。

このことから、イーロンマスクさんという人物の特徴は次のように挙げられます。

・発想が飛んでいる

・宇宙移民という人類史上最大の人生目標がある

・20年の継続力

・一点集中型(全財産TeslaとSpeceX)


これらすべてが、イーロンマスクさんの希少性をグンと上げているのでしょうね。

これら1つだけだったとしても、一般人からするとなかなか難しいことです。

それなのにこれら全てを貫いているからこそ希少性が高いのでしょうね。(そして世界のビリオネラ)


ただし、極めて秀でているからこそ

イーロンマスクさんに対する人々からの賛否両論もハッキリしているのでしょうね。

超イーロンマスクさん信者(ファン)もしくはイーロンマスクさんへの殺意がある人

というほど、ハッキリと分かれているのでしょうね。

彼自身も発言がハッキリしていますもんね。


しかし人類史上最大の目標を持っているイーロンマスクさんを私は応援しています。

このようなクレイジーな考え方が、人間の長期存続率を上げていると思います。


そしてビリオネラや世界的なインフルエンサーという立場を得ている代わりに、反対派からの殺意からいつ殺されてもおかしくないという状況を引き受けています。

彼は一生、普通の生活には戻れないことでしょう。

人間はやはり、何かを得ると何かを失ってしまうのですね。

と学びました。

イーロンマスクさんは、何かを大きく得ている代わりに、陰で失っている何かも大きいのだなあと。

それも覚悟・承知の上ですから、イーロンマスクさんの勇気には感銘を受けます。

いつも地球のためにありがとうございます、と心から思っています。

~起業当時~

1日4食ともジャックインザボックス(ハンバーガー)ということもありました。毎朝7時か8時に出社するとイーロンがクッションの上で寝ているんです。多分シャワーは週末に浴びていたんじゃないですかね。「私は侍の心を持っています。失敗で終わるくらいなら切腹します」と。

一緒にX.comを立ち上げたエド・ホーは「そんなところも、マスクが普通の人間とは違う点です。自分のリスクなんて顧みない男なんですよ。ああいう賭けに出るとしたら、莫大なリターンが来るか、それともホームレスになるかのどちらかですからね。」と話す。

これほどの大金を投じる決断は、当時でも異常な行動だったが、今考えれば余計にイーロンマスク氏の特異性が目立つ。インターネットバブルの勢いで1999年に成功したIT企業の大半は、いったん信用を確立したら、手元の巨額の資産はしまっておき、その信用力で資金を集めて次のベンチャーに投じたものだ。

起業したころの日々をマスクは「ガラスを食べ、次号の底をのぞき込む毎日」と形容する。

マスクによれば、当時は見本市の会場で毎日暮らしているような感覚だったという。

誰もがIT業界に身を置き、口を開けば「資金調達」「株式公開」。いつか莫大な報酬が転がり込む日を待ちわび、いかに長時間働いているかを自慢し合っていた。マスクの中で、一攫千金を狙った食うか食われるかの競争あら抜け出したいという思いは日増しに強くなっていた。また彼にとって人生とはいつも1つ上のステージを追い求める毎日だったから、パロアルトも最終ゴールにたどり着くための踏み台にすぎないと思っていた。


毎日会社に寝泊まりして、シャワーは週末だけ浴びる生活をするほど仕事に没頭できますか?

莫大なリターンがくるかホームレスになるかのどちらかに、人生をかけれますか?

巨額の資産を、保管せずに自分の会社にエンドレスで再投資し続けられますか?

ガラスを食べるような毎日を味わってまで目標達成したいと思いますか?

いつも1つ上のステージを追い求める人生を続け卯rことができますか?


この答えが今のイーロンマスクさんをつくったのでしょうね。

一般の人々だと、これら1つもできないのではないかと思います。

しかしこれを全てやり遂げたのがイーロンマスクさんです。


結果はなるべくしてなっている、と思いました。

もし私が、結果が出なくて悩んでいたとしたら、それは間違いなく過去の私の習慣がアウトだった老名と思えることができました。

常に人生は、因果応報です。

~最大のピンチ~

ここが、この本の最も宝だと感じた文章です。

想像もできないほどの負債と固定費とその返済、そしてさらなるピンチという、まさに「壮絶」な人生が描かれています。

これを乗り越えたイーロンマスクさんは人間力が高すぎる、尊敬でしかありません。


読んでいてとてつもない衝撃を受けることでしょう。

ここの部分は、私が文章を書くのはおこがましいとすら思えるため、実際の本でお楽しみください。

本当にお勉強になりますよ。

まとめ

イーロンマスク氏は2021年1月に世界一の富豪でランキング1位となりました。(その後ジェフべゾスに再度抜かれましたが。)

ここでは投資に重きを置いたことしかピックアップしていませんが、この本には彼の規模や思考が鮮明に書かれています。

そして彼の2回の離婚やプライベートに関しても書かれています。

イーロンマスク氏への離婚の慰謝料請求額に関しては驚きました。(滝汗)

ジェフべゾス氏(詳細⇒【 ジェフ・べゾス 果てなき野望 】世界最高経営者の本)を始め多くの世界一の富豪の本を読んできましたが、イーロンマスク氏が大きく秀でていると考えられる長所は、思考と目標です。

他経営者は皆自社をほぼ全ての業界といっていいほど大きくさせる目標がありましたし、宇宙へ行くという目標を立てていらっしゃるかたも多数いらっしゃいます。

しかし、彼らと異なる点は、イーロンマスク氏は「火星での生活も一式自社で行おうとしている」ということです。

目標が単に宇宙へ行くことだけでなく、移住して地球のように住めるよう計画を立てて実践しています。

そして彼は次々とその夢を実現させています。

想像以上の思考を垣間見ることができますよ。

今後が楽しみですね。

この本は下リンクでKindleで購入することが出来ます。

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関連記事→【 ジェフ・べゾス 果てなき野望 】世界最高経営者の本

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