前記事⇒Vol.8 リップル暴落の原因
2020年12月21日の週で、仮想通貨が大幅に下落しました。
その原因は、リップルのファンダメンタルズ(Vol.8 リップル暴落の原因)が原因です。
今回は、それに伴う仮想通貨の大幅下落について説明します。
1.仮想通貨暴落の原因
2.下落幅・チャートから分かること
∟ビットコイン
∟リップル
∟イーサリアム
∟ネム
∟モナコイン
3.まとめ
仮想通貨暴落の原因
今回暴落の原因は、リップルである。
詳細は、Vol.8 リップル暴落の原因 をご覧ください。
このリップルのファンダメンタルズの状況に伴い、仮想通貨全体が影響を受けて大幅下落している状態です。
それでは次に、主要コインのそれぞれの下落幅・チャートから分かることを説明します。
下落幅・チャートから分かること
<ビットコイン>
1W足から分かるように、リップルの提訴があった2020年12月21月~22日にかけて、
2,450,000円から2,350,000円まで約10万円程度値下げをしています。
しかししかしビットコイン自体の信頼度は変化していないため、
売られるとすぐ買われ、2020年12月25日に2,500,000円台に到達しました。
その後は、今までレジスタンスラインとなっていた2,500,000円がサポートラインとなり、上がり続けるでしょう。
2,500,000円のサポートラインを下回ったら危険ですが、
下回らない限りこのまま上昇し続けるでしょう。
今回の大幅下落は、ビットコインの信頼自体は変化しないため、ただの買い相場となりました。
<リップル>
リップルは、2020年12月21日から、暴落しています。
1日で、60円から30円の半値(50%)まで下がっています。
つまり、2020年後半の、仮想通貨上昇の分を全て下げています。
そのため、仮想通貨上昇相場前から購入しているかたからしたら、上昇分が無かったことになっている状態です。
仮想通貨上昇相場が開始してから途中で購入したかたは、もし含み損になっていることでしょう。(利確や損切りをしていない場合)
今後は、半値となった30円前後がレジサポラインとなるでしょう。
リップルの価格に関しては、米SECのファンダメンタルズ次第で、30円のレジサポラインから上昇か下落か、決まると考えられます。
<イーサリアム>
リップルと同様、主要アルトコインであるイーサリアムは、2020年12月21日から24日にかけて大きく下落しています。
67円から57円まで約10円程度下がっていますが、それ以降は下ひげをつけてすぐ購入され、上昇を続けています。
米SECは、ビットコインとイーサリアムに関しては何も提訴していないことかつ、
リップルは、米SEOが「仮想通貨をビットコインとイーサリアムに制限しようとしている」と発言したことから、
むしろビットコインとイーサリアムの信頼性は高まったと考えられます。
そのため今回の下落はビットコインとリップルからしたらただの買い増しチャンスとなったことでしょう。
<ネム>
1W足・1D足からも分かるように、
ネムは、上記のリップルやイーサリアムと比較すると、 売買人数が少ないため、値飛びしやすいです。
ネムは、2020年12月21日から26日にかけて、35円から25円まで下落しています。
しかし、25円でレジサポラインが発生しています。
今回の下落にネムが直接関わっている訳ではないため、今回に関してはこれ以上の急下降はないと考えられますが、
ネムは値飛びが大きいため注意が必要です。
大口投資家が一気に売った場合、暴落となる可能性があるからです。そのため、ネムのファンダメンタルズに関しては注意してみることを勧めます。
<モナコイン>
モナコインは、2020年12月21日から24日にかけて、170円から130円まで下落しています。
その後140円付近でレジサポとなっています。
モナコインは、日本でつくられており主要上記のアルトコインと比較してメジャーではないため値飛びしやすく、今後も仮想通貨全体の影響を大きく受けることとなるでしょう。
まとめ
今回のリップルのファンダメンタルズにより、仮想通貨全体が大きく影響を受けました。
この影響をそれぞれの種類からみると、ビットコイン・イーサリアム・リップルはファンダメンタルズの変化直後にすぐ価格を変動させるということが分かりました。
それと比較し、ネムやモナコイン等のメジャーでない仮想通貨は反応が遅いです。
リップルに関しては、1日で半値(50%)まで下げているため、
仮想通貨は本当にボラティリティが激しいです。
そのため、ファンダメンタルズを常に気にして、素早く反応できるようにしておく必要があります。
そうでないと、利確の幅を広げることができないでしょう。
仮想通貨全体がそうですが、リップルに関しては特に米SECの提訴の状況を素早く売買に反映させましょう。
また、リップルは複数の大手企業と提携しており、日本のSBIホールディングスも同社に出資しているため、今回の暴落を受けて大手企業がどのような反応を示すかということにも影響を受けそうです。
加えて、前回の仮想通貨バブルが年末だったこともあり、確定申告の関係で利益確定をさせたりと年末年始はボラティリティが特に激しくなりそうなため、より注意が必要です。
今回の上昇は、はファンダメンタルズ(Vol.7 仮想通貨の最高値更新,Vol.5 仮想通貨の現在)が味方しているため、何か起こらない限り長期的に考えると上昇する可能性が高いですけどね。
皆様、投資利益を上げることが出来るよう共に頑張りましょうね(^^)
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