今回は、仮想通貨「COTI」について解説します。
COTIとは・創設者・特徴・供給量・投資における将来性、の順で説明していきます。
COTIとは
COTIとは、初の法人規格のフィンテックプラットフォームです。
※フィンテックとは→【 フィンテック投資とは 】フィンテックについて分かりやすく解説
具体的には、企業が独自の決済ソリューションを構築し、あらゆる仮想通貨をデジタル化して時間とお金を節約できるようにするフィンテックプラットフォームです。
COTIは、分散型決済に最適化された世界初のブロックチェーンプロトコルの1つです。
商社・政府・決済DApps・ステーブルコイン発行会社による利用を想定しています。
COTI Payは、最初のアプリケーションです。
ブロックチェーン上の完全に包括的な金融を自称しています。
COTIグループは2017年に、ローンチされました。
その後、2020年にStaking Platformがローンチされました。
レイテンシ・手数料・多様性・リスクなど、従来の金融に関連するあらゆる課題に対応するために特別に設計されたエコシステムです。
これは、DAG基盤のプロトコルと完全に拡張的な匿名・包括的・高速なインフラの導入により実現されています。
※DAGとは→仮想通貨における【 非有向巡回グラフ(DAG)とは 】分かりやすく解説
エコシステムは、DAG基盤のブロックチェーン・Proof of Trustのコンセンサスアルゴリズム・multiDAG・GTS(グローバルトラストシステム)・ユニバーサル支払いソリューション・支払いゲートウェイを備えています。
COTIの公式ホームページはこちらです。
創設者
Shahah Bar -Geffen氏
Shahah Bar -Geffen氏は、大手多国籍デジタルマーケティング企業であるWeb3の共同創設者兼CROです。
Tel Aviv Universityでバイオテクノロジーと経済学の理学士号を取得しています。
David Assarah氏
共同説室者です。
元HSBC内部監査やく、金融スペシャリストでした。
HSBCイスラエルでチーフ内部監査役・イスラエル中央銀行監査部の信用リスク部門で審査官を務めた経験を持っています。
特徴
フィンテック製品の開発促進
COTIのプラットフォームにより、企業は高度なフィンテック製品を容易に開発することができます。
時間・データ・コストを節約することができます。
COTI Pay
COTI payは、オンライン決済だけでなく、オフライン決済も含めてあらゆる種類の決済を処理することができます。
これには、仮想通貨コインやステーブルコインの他、クレジットカード・ネイティブコインも含まれます。
※ステーブルコインとは→【 ステーブルコインとは 】(法定通貨担保型・仮想通貨担保型・無担保型)/価格変動まで解説
また、貯金や融資から利息を得ることができるため、資金調達も可能になります。
ホワイトラベル決済ネットワークと連携
ホワイトラベルの決済ネットワークとも連携しています。
従来の決済システムは、年間数十億円のコストが加盟店・顧客の双方に係ります。
ホワイトレーベルの決済ネットワークは、デジタルウォレットやコインなどを通して自由に取引をするユーザーとマーチャントのためのグローバルな決済ネットワークです。
COTIは、価格が安定しているコインの作成に最適化された世界初のプラットフォームです。
そのため、ユーザーは独自のステーブルコインを発行することができます。
そしてお金とデータの両方を完全にコントロールできます。
供給量
COTIの最大供給量は2,000,000,000トークンです。
投資における将来性・まとめ
COTIは、フィンテックプラットフォームです。
フィンテックプラットフォームの競合がちらほら存在します。
そのため、COTIでなければならない理由が強固にある必要があります。
COTIの場合は、独自のステーブルコインを発行できたり、オフライン・オンラインの決済も可能です。
ただ、際立った稀な特徴があるわけではないため、
時代の需要には適していますがその先は中々需要の維持が厳しくなっていってしまう可能性もあります。
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