仮想通貨における【 レイヤー2とは 】レイヤー1とレイヤー2の違い・メリット・デメリットも含めて解説

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今回は、仮想通貨における「レイヤー2」について解説します。

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レイヤー2とは

レイヤー2とは、仮想通貨の大量取引の際に送付遅延などの問題から、ブロックチェーン上で全ての取引を処理数することが難しい場合解決方法として用いられます。


つまり、レイヤー2はメインのブロックチェーン以外で取引をする技術のことです。


送付遅延問題とは具体的には、スケーラビリティ問題(詳細→仮想通貨における【 スケーラビリティ問題とは 】分かりやすく解説)などです。

この問題は、仮想通貨が投資だけでなくDefi(詳細→【 Defiの詳細 】分かりやすく解説)やNFT(詳細→【 NFTとは 】分かりやすく解説)などで頻繁に使用されるようになった背景があって生じた、仮想通貨界の進化における問題です。


レイヤー2は、セカンドレイヤーとも呼ばれます。

レイヤー2では、オフチェーン型が主に開発されてきました。(オンチェーン型もあります。)

オフチェーンとは、ブロックチェーン外部での取引のことです。

反対に、メインのブロックチェーン上で処理することをオンチェーンと言います。

代表的なレイヤー2の技術

代表的なレイヤー2の技術には下記があります。

・ビットコインに用いられているライトニングネットワーク

 詳細→【 ライトニングネットワークとは 】代表的なレイヤー2


・イーサリアムに用いられているライデンネットワーク

詳細→【 ライデンネットワークとは 】代表的なレイヤー2の技術


・オンチェーン型のレイヤー2であるPlasma

 詳細→【 Plasmaとは 】代表的なレイヤー2/システム・課題についても解説

レイヤー1とレイヤー2の違い

レイヤー1は、メインのブロックチェーンでの取引です。

そして

レイヤー2はメインのブロックチェーン以外の取引です。


レイヤー1はメインのブロックチェーンで、レイヤー2はそれ以外と考えると分かりやすいですね。

レイヤー2のメリット

レイヤー2のメリットは主に下記です。

・メインのブロックチェーンで処理をしないことにより、ブロックチェーン本体のシステムの処理に負荷をかけずに高速な処理ができる

・スケーラビリティ問題の解決

レイヤー2のデメリット

レイヤー2にはデメリットもあります。

・オフチェーン型の処理ではセキュリティが脆弱である(ハッカーが一斉にチャネルを閉じることによりトランザクションを捌ききれなくし、債務を回収できなくする可能性があり、指定時間内に完了しないトランザクションから資金がハッキングされるリスクがあるため)

・取引記録を確認することができず、透明性に欠ける(オフチェーン型は途中の取引を外部で行うため)


これらはレイヤー2の今後の課題でもあります。

まとめ

イーサリアムが2.0にアップデートされるまではレイヤー2は大活躍ですが、アップデートされてしまった後に需要を作り続けることができるかがレイヤー2の勝負になりそうですね。


レイヤー2ならではのメリットが持続・開発され続けると、双方が生き残っていけそうですね。

ちなみに、Solana(詳細→【 ソラナ(Solana)とは 】イーサリアムの強い強豪)は処理速度も速く手数料も安いため、レイヤー1のブロックチェーンだけで完結できます。

素晴らしい機能ですね。

このような機能が素晴らしい仮想通貨は伸びていきそうですね。

今後もこのような素晴らしい開発の情報を追っていきましょう。

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