株式投資における、投資前に必ず確認する項目 についてのまとめです。
株式投資での視点
株式投資の場合、投資の対象は会社です。
その会社の一部を保有しているということになります。
「その会社をあなたは保有したいですか」?という質問でYESだった場合のみ投資をしましょう。
具体的にその会社を判断する際重要指標は4つです。
~投資における重要指標4つ~
①業界・企業の把握
②財務状態の安全性
③競争優位性
④経営者の能力
特②の財務状態に関しては、投資家の投資知識がもろに表れているため、ここでその投資が利益を出すことができるか損失となるかが明確に分かれます。
①業界・企業の把握
投資は、よく知っている対象に絞ります。
なぜなら、その業界や企業についてよく知っていないと、本当の意味でその投資を本人が理解することができないからです。
よく分からない対象に投資するろいうことはギャンブル同様です。
そのため、ギャンブルでなく「利益を出す投資」をするために、その業界から企業までよく理解しましょう。
実際に知っている業界(医療であれば医療、ITであればIT、等)に投資することが適切です。
しかし投資したい対象の業界についてよく知らない場合は、精通しているといって良いほど理解を深めましょう。
②財政状態の安全性
財政上頼の安全性に関しては、「」のファンダメンタルズ分析 が良ければ購入で大丈夫です。
③競争優位性
値段を下げ続ける会社でなく、価値を上げ続けることができる企業に投資しましょう。
なぜなら、価値を下げ続けなければんならない会社は、価値が価格しかないからです。
代替不可能な会社は、価値そのものを維持することができるため投資対象として適切です。
④経営者の能力
経営者が誠実であるかどうかが重要である。
企業の成長を伸ばすことができるか否かは経営者の能力にかかっています。
代表の人物について調べましょう。
価値が高い企業に投資
・企業の行動と企業の将来価値を見極める
「」のファンダメンタルズ分析で、分析をしてから投資をする
・企業を探し出す努力を惜しまない
「投資家は優れた企業を買う前に、数年間観察する心構えを持つべきだ。」と世界一の投資家ウォーレンバフェット氏は言っています。
企業を分析し、合格した場合お気に入りリストで数年間見続けます。
そして短期的な下落があった時にその銘柄を購入します。
もし短期的な下落が無かった場合は、お気に入りリストの他の銘柄に投資する資金として取って置きます。
そして現在割安で、投資家からまだ発見されていない銘柄を探し出しましょう。
現在既に価格が上がってしまっている銘柄に投資するということは、ジャンピングキャッチ(高値掴み)をしてしまうリスクがとても高いです。
ジャンピングキャッチは、最も損失額が大きくなる可能性が高いです。
・買値を見極める
安値で取得することができれば、損失を被る可能性を極めて低くすることができます。
なぜ安値で購入する必要があるかというと、万が一コロナショック等の大不況が起こったとしても、普通価格に戻っただけでも利益を出すことができるからです。
そのため、良い企業を見つけたからといって、すぐに購入してはなりません。
自分で自分を苦しめることになります。
何も考えずすぐに購入するということは、テクニカル分析をしていないということです。
分析なしで利益を出せません。
そのため、すぐに購入するのではなく、下がる機会を待って購入しましょう。
長期保有の重要性
※トレード目的のかたは別です。
分析が良ければ、その銘柄を長期保有できます。
ポートフォリオを頻繁に変える必要がありません。
信念を持って長期保有(数年~数十年)することのメリットは、短期的な下落時に惑わされて売却せずに済むため大きく利益を伸ばすことができます。
時間を寝かせることにより、少ない資金で大きなリターンを得る事ができます。
長期保有での注意点は、銘柄選定が誤っていた時に、保有していた年数の分だけ損失額がとても大きいということです。
言い換えれば、銘柄選定さえ正しければ、長期保有で確実に利益を伸ばすことができるということです。
では、具体的に財務諸表のどの項目をチェックするかというと、92項目あります。
その詳細はこちらです。⇒【 銘柄選定チェックリスト92項目 】株式投資
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