短期トレードについて説明します。
短期トレードの重要な点
短期トレード向きの銘柄を探すためには、次の2点が重要です。
①流動性がある
②値動きの幅が大きい
①の流動性とは、売りたい人と買いたい人が多く、売買しやすいということです。
具体的には「売買代金が多い銘柄」です。
②の値動きとは、ボラティリティのことです。
短期トレードにおいて、流動性と値動きが重要な理由は、値幅の分利益となるからです。
例えば、1か月で1000円から1500円になった株と、1000円から1050円になった銘柄では、前者の方が短期トレードで利益の幅が大きいです。
短期トレードの銘柄探しには、「売買代金ランキング」「決算日の銘柄」が便利です。
これらの銘柄は流動性が高いため、短期トレード向きです。
また、バリュー株投資においても短期トレードは有効です。
コロナショック等、経済が暴落し株価も暴落した時に反発分を短期トレードすることも可能です。
ロスカットの重要性
短期トレードでは、ロスカットがとても重要です。
なぜなら、ロスカットをしないと短期トレードでは大きな損失となり、投資に回せる金額を自ら減らしてしまうことになってしまうからです。
投資でもトレードでも、損小利大にしていかないとトータルで利益を伸ばしていくことができません。
もし、利益と損失が半々だった場合、プラマイゼロで利益はなしです。
時間のみ消費することになります。
そのため、利益より損失の幅を狭くする必要があります。(具体的には利70%・損30%)
これを守っていると、勝率が低くなったとしても利益が残るからです。
したがって、短期トレードをする際は、事前に利確ラインと損切りラインを決めておきましょう。
そしてその最初に決めたラインを絶対に変えないことです。
これが、長くトレードをしていける唯一の方法です。(手元の資金を失うとトレードできなくなるためです。)
まとめ
短期トレードは、長期投資と比較して、短期間で利益を増やすことができます。
しかしその分、デメリットもあります。
値動きが大きいということは、それだけ損失となる可能性も高いということです。
値幅でとれる分、入れる資金が長期投資より少なめにしましょう。
見込める利益が大きいほど損失となる幅も大きいということを踏まえて、売買していきましょう。
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