【経済指標における日本銀行】意味・FXスキャルピングに有効

今回は、経済指標における「日本銀行」について説明していきます。

日本銀行とは

世界の中銀の比較すると今や世界の中での存在感は失われつつある日銀ですが、円でのトレードをする際は押さえておく必要があります。

日銀は、日銀券（紙幣）を発行する日本の中央銀行です。（硬貨の発行は財務省が行っています。）

紙幣の発券業務に加え、市中銀行の管理・統轄し、また政府の銀行としての立場も備えています。

しかし、決して政府の管理下に置かれているわけではありません。

あくまで独立した存在です。

他国中銀の会合ほど注目度はないのが実情ですが、日銀も原則として月に１、２回会合が行われ、金融政策について話し合われます。

現状では日銀が金利動向を変更する可能性は低く、金融政策決定会合における注目は、資産買い入れ動向への日銀の姿勢に集まっています。

・構成：総裁、2名の副総裁、6名の審議委員、3名以内の監事、６名以内の理事、若干名の参与

・注目イベント：日本銀行政策委員会（毎月１、２回開催）

・ここにも注目：日本銀行の金融政策自体がそれほど注目されていないため、特になし

・政策金利：無担保コール翌日物

・これまでは金利変更なら13時過ぎ、維持なら12～13時の間に発表される傾向

・単独介入が増えているため、円高時のアナウンスには要注意

・政策金利自体は円の特別な材料にはなりにくい

・大量の資金を注入した介入以外に世界のマーケットからは注目されていない

・介入があったら「売り」でスキャルピングのチャンス