経済指標発表後の値動き【 GDPからの個人消費支出 】4年ぶりの115円での円安報道を受けて/実際の例で解説

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今回は、FXの経済指標「GDP」「個人消費支出」発表後の値動きについて解説します。

どちらも星5つの重要指標です。

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GDP経済指標の結果

経済指標結果は下の画像の通りでした。

22:30の発表結果では、GDPはやや悪い結果となりました。

※GDPとは→【 GDP(国内総生産)とは 】表で解説!FX経済指標で最も重要

しかしその他の、PCEは変化なく、耐久性受注・失業保険継続受給者数もやや悪い結果となりました。

予想・前回値とそこまでの乖離はありませんが、全体としてやや悪い結果となりました。

直後の値動き

この発表を受けて、値動きは下のチャートのようになりました。

GDPのまとめ

重要指標は、やや悪い結果となったのみも関わらず5分足で確認すると上昇していきました。

発表直後は下落しましたが、その後上昇し続けていきました。


普段は、注目度の高い経済指標のトレンドに沿って価格変動するのですが、今回は真逆の結果となりました。

これは、4年ぶりに115円の円安になったというニュースが流れたこともあり、円安トレンドが大枠になっていたと考えられます。

ニュースでかなり流れているため、経済指標よりニュースでのファンダメンタルズが勝った可能性があります。

珍しい例でした。

個人消費支出経済指標の結果

では、同日0時(1時間半後)発表の個人消費支出の結果を見ていきましょう。

結果は、最も注目度の高い個人消費支出が、変化なし(やや悪い結果もあり)となりました。

その他の個人所得などは、やや良い結果となりました。

直後の値動き

直後の値動きは下のチャートの通りです。

右側の0時以降をご覧ください。

個人消費支出のまとめ

発表1分後は、下落しましたが、その後全値戻しし、2倍以上急上昇していきました。

これも先ほど同様、円安トレンドの大きなファンダメンタルズの影響と考えられます。

全てのまとめ

今回のように、「4年ぶり115円の円安」などの、大きなニュースが市場に流れているときは、市場の大きなファンダメンタルズが、注目度の高い経済指標発表より勝ることがあります。

そのため、現在のニュースなどを確認してからポジションを持つようにしましょう。

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