今回は、決算書における「1人売上高」「期末従業員数」について解説します。
四半期決算では、期末従業員数が計算式に出てくるため、後に説明します。
1人当たり売上高とは
1人当たり売上高とは、従業員1人に対してどれだけの利益があるのかを示す指標です。
つまり、1人の従業員がいくら稼ぎ出したかを示す指標になります。
経営においては、この指標を大きくすることを目指します。
しかし、業種によって大きく異なるため、同業種内で比較すると分かりやすいです。
また、売上高の増加・従業員の減少により、1人当たり売上高は上昇します。
1人当たり売上高が上昇すると、労働生産性も比例して上昇します。
1人当たり売上高の計算式
1人当たり売上高の計算式は下記です。
1人当たり売上高 = 売上高 ÷ 従業員数
四半期ごとの決算では、従業員数を「期末従業員数」で割ります。
期末従業員数とは
決算書における「期末従業員数」とは、期末時点で在籍している「役員・正社員・パート・アルバイト・派遣社員」の合計人数です。
※従業員の給料の支払に関する決算→【 賃金・給料を支払ったときの決算書 】分かりやすく解説
まとめ
株式投資では、決算を読み込むために簿記の知識もあると優位になります。
今後も決算を読み解いていきましょう。
フリーアカウント作成 | Binance
バイナンスにアカウントを登録
最近のコメント