決算書における【 売買目的有価証券の総記法 】分かりやすく解説

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今回は、決算書における「売買目的有価証券の総記法」について解説します。

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取得時・売却時の処理

取得時

売買目的有価証券を総記法で記帳している場合、売買目的有価証券を取得した時には、原価で売買目的有価証券勘定の借方に記入します。

売却時

売買目的有価証券を売却したときには、売価で売買目的有価証券勘定の貸方に記入します。


売価時の貸方に記入する売買目的有価証券の金額は売価のため売却損益は売却時には計上しません。

決算時の処理

決算時には、有価証券運用損益を計算し、売買目的有価証券から有価証券運用損益に振り替えます。

更に、有価証券運用損益の計算にあたっては、期末に保有する有価証券の原価に基づいて、売却損益を計算した後、時価に評価替えするために評価損益を計算します。


売却損益と評価損益を区別する必要がない場合には、期末に保有する有価証券の時価に基づいて売却損益と評価損益をまとめて運用損益として計算することができます。

関連記事→決算書における【 有価証券の保有目的の変更 】分かりやすく解説

まとめ

株式投資・経営において、決算書の理解は必須になります。

その際、簿記の知識も生かして決算書の理解を深めましょう。


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