今回は、決算の「総資産総経常利益率」について解説します。
総資産総経常利益率(ROA)とは
総資産経常利益率(ROA)とは、総資産に対する経常利益の割合を示す指標です。
総資本経常利益率・使用総資産計上利益率とも言います。
この指標は、企業の経常的な活動による業績を示しています。
使用した資産(資本)に対してどの程度の利益を生み出したのかを測る指標です。
この数値が高いと、企業が効率的に資産運用できていると判断できます。
総資産(総資本)は貸借対照表において、負債・純資産の合計のことです。
※貸借対照表とは→決算書における【 貸借対照表の基礎 】分かりやすく解説
経常利益は、本業による利益である営業利益に、営業外収益を加えたものから営業外費用を引いたものです。
総資産経常利益率の計算式
総資産経常利益率(ROA) = 経常利益 ÷ 総資産 × 100 (%)
総資産経常利益率の判断基準
ROAは、6〜10%で資産運用効率が高いという基準になります。
ROE・ROAとの違い
ROE・ROAとの違いの詳細はこちらです。
→【 ROEとROAの違いを分かりやすく解説 】計算式・改善・注意点・例までまとめ
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