【 ディズニーCEOが実践する10の原則 】会社員でCEO引継ぎを目指す人のためになる本

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この本は、ディズニーCEOの会社員時代からCEOになってその後の経営のことまで書かれています。

前半までは、CEOが会社員時代だった時の下積み時代が書かれており、後半はその後のウォルトディズニーの経営に関して書かれている本です。

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本の詳細

ディズニーCEOが実践する10の法則/ロバートアイガー著

Amazon.co.jp: ディズニーCEOが実践する10の原則 電子書籍: ロバート アイガー, 関 美和: Kindleストア
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読むべき人・読んでもあまり学びとならない人

会社員時代からのCEO出世」や、「NYダウの大企業ウォルトディズニー並みの大きな会社を経営」を目指している人は読むとタメになると思います。


しかし、大企業の経営のノウハウも書かれています。

しかし、どちらかというとウォルトディズニーの歴史の乗り越え方についてが書かれているため、会社員時代の苦労はあまり関係ないことも踏まえると、

個人投資家は読んでもあまり学びとならないとも思いました。

個人事業主や中小企業の経営者さんも、大企業とはまた経営方法が異なるため、読んでも学びが少ないかもしれないとも思いました。


そのため、「会社員からCEOを目指す人」「NYダウの銘柄になるほどの大企業を経営しているもしくはしたい人」「ウォルトディズニーの歴史について理解を深めたい人」が読むと勉強になる本です。


個人投資家向きの本ではないのですが筆者がなぜ読んだかというと、ウォルトディズニーの株を購入しているためウォルトディズニーについて理解を深めたいと考えたからです。

本の良い部分を個人的にピックアップ

リーダーシップに必要な10の原則

1.前向きであること

2.勇気を持つこと

3.集中すること

4.決断すること

5.好奇心を持つこと

6.公平であること

7.思慮深いこと

8.自然体であること

9.常に最高を追及すること

10.誠実であること

学べる内容ピックアップ

ディズニーCEOは、上記10の原則を大切にしているとのことでした。

どの分野においても上記10の原則はとても大事ですね。

特に、思慮深いこと・自然体であること・常に最高を追求すること・誠実であることが大切だと思いました。

あなたの大事にしたいこと・伸ばしたいことは、この10原則にありますか?

自分が大失敗したら責任を取らなければならないということだ。仕事でも、私生活でも、自分の失敗を正直に認めれば、周囲の人から信頼され、尊敬されるようになる。失敗しない人などいない。だが、失敗を認め、失敗から学び、たまには間違ってもいいのだと行動で示すことならだれにでもできる。むしろ、やってはいけないのは、嘘をついったり、自分のせいでないふりをして、誰かに罪をなすりつけることだ。

ディズニーのCEOは、誠実性をとても大切に考えて経営なさっています。

誠実性は信頼関係に不可欠のため、長期視点で考える事ができていて素晴らしいと感じました。

リーダーは周囲に悲観的な見方を振りまいてはいけない。それが社員の士気をくじいてしまう。活力とひらめきが消えてしまう。そして、守りの姿勢で意思決定がなされてしまう。マイケルはもともと心配性で、その性格が幸いすることもこれまでは多かった。廃滅への恐れが彼を動かし、だからこそ完璧さと成功にこだわるようになったのだ。しかし、部下をやる気にさせるには、後ろ向きな態度は役に立たない。マイケルの懸念が当たることもあり、私的が正しいこともあったが、ただ漠然とした心配が頭から離れないことも多かった。あれのあふれる情熱は周囲に電線した。しかし昨年は、ストレスがますますのしかかってくるにつれ、悲観的な態度ばかりが表に出るようになっていた。そのことでマイケルは求心力を失い、孤立していく。苦しい時にはとりわけリーダーの前向きな姿勢は欠かせない。悲観論は過度の不安を引き起こし、それが守りの姿勢につながり、ひいてはリス回避につながる。

ディズニーCEOは、悲観に関してとても否定的な考えをお持ちです。

しかし実際、悲観から良いアイデアは生まれません。

大変な事態が起こった時こそ、悲観に陥らず、攻めの姿勢で前向きに進み続ける必要がありますね。

辛い時にこそ。

辛い時にどのように前に進むことができるか、で実力が表れると改めて思いました。

前向きと明るさは、組織の働きを変える。苦境にある時は特に、部下がリーダーを信頼し、自己防衛と生き残りのために動くのではなく、本当に大切なことに集中しなければならない。前向きな態度とは、うまくいっていないのにうまくいっていると取り繕うことではなく、「何とかなるさ」という買ってな自信を伝えることでもない。それは、自分と周囲の人が最高の結果に向かって突き進むことができると信じる事であり、物事が思い通りにいかなければ全てを失って今うと言った思いこみを周囲に振りまかないことだ。リーダーの姿勢と雰囲気は周囲の人にとてもつない影響を与える。後ろ向きなリーダーについていきたいという人はいない。

前向きだったからこそ数々のクリエイティブな作品が出来上がったのかもしれませんね。

悲観的だったらあのようなクリエイティブな作品は生まれなかったかもしれません。

経営者や、個人事業主でも、自分がトップの場合は前向きに進み続けなえればならないことの大切さを実感しました。

イノベーションか、さもなくば死か。新しいものを恐れていると、イノベーションは起きない。

ディズニーCEOは、現代はイノベーションを起こし続けなければならない時代だと顕著に述べています。

実際、想像力や発想力が無いと現代は生き残れません。

皆と同じ考え・皆と同じアイデアしか出せなかったら、AIに淘汰されます。

クリエイティブな思考力があるからこそ生き残って進み続けるのです。

人は時として、大きな賭けを避けようとする。やってみようとする前にはなからダメだと諦めてしまうのだ。しかし、一見不可能に思えることも、実はそれほど遠い夢ではないことも多い。熟慮と努力によって大胆なアイデアが実現できる。

ウォルトディズニーカンパニーは、とてつもないことをやり続けている、かなわないと思われがちですが、そのディズニーCEOが「一見不可能に見えることも、実はそれほど遠い夢ではないことも多い。熟慮と努力によって大胆なアイデアが実現できる」と述べています。

これは、実はそれほど遠い夢ではないことも多いと言えるほど熟慮と努力によって大胆なアイデアを実現させたということです。

この違いです。

私達も、実はそれほど遠い夢ではないことも多いと言えるほど熟慮と努力を重ねましょう。

そしてアイデアを生み出し続けましょう。

まとめ

二度目になりますが、この本は、会社員でCEOを目指す人と、相当の大企業を経営する人向けの本です。

投資は投資専門の本で読みましょう。


しかしまた普段とは違った別世界の本を読むきっかけとなったため良い機会になりました。


この本はAmazonのkindleでも読むことが出来ます。

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