【 ギャンブル依存症になってしまった人の実際のお話 】

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今回は、私が実際にみた「ギャンブル依存症」の人のお話をします。

元々看護師としてギャンブル依存症について学んだことを踏まえて述べます。

そして番外編として、ギャンブル依存症の父親から育った人の実際のお話を最後に述べます。

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ギャンブル依存症の医学的知識

ここからのお話はまずギャンブル依存症についての知識がないと深刻さが伝わりづらいため、まずは私が看護師として学んできたギャンブル依存症の知識をまとめます。

・ギャンブルにより脳からアドレナリンが出て(興奮状態)、それが中毒のように止められなくなる

・ギャンブル依存症は非常に治りづらい病気である(いったん全財産・家族含め全てを失ったとして治る確率は高くはないほど)

・認知行動療法が必要


他にも様々な症状がありますが、他の病気と比較して特徴的なのは上記です。

特に、治る確率が非常に低いことが特徴です。

全財産・家族を含め全てを失って自己破産すると治る人もいます。

しかし、それを経験しても治らない確率も高いため、非常に困った病気なのです。

私が実際に見たギャンブル依存症の人

私が実際に見たギャンブル依存症の人は、パチンコ・競馬にどハマりしておりました。

(個人情報が特定できない程度で記します。)

一般的なギャンブルは何でも好きなようで、時期によってハマるものがパチンコだったり競馬だったりしていました。

そして闇パチンコ(裏パチンコ?)という違法なパチンコ店にも出入りしていたとのことでした。

その時のその方は下記のような状況でした。

・特に目的もなく毎日パチンコに通っている

・毎日にかける額が200万円などと高額


何年続けていたかは不明ですが、相当通っていたようです。

そしてかける額が大きくて驚きました。

負けたら次の日取り戻そうとまた大きくかける、勝っても次の日またそれをかけ費用としてまた大きくかける、の繰り返しでした。


本業は別で稼いでいるようだし、趣味なのかなと思っていましたが、これがギャンブル依存症なのだなと話を聞いて恐ろしく思いました。


ギャンブル中のアドレナリンの出ている状態に依存してしまっている状態でしょう。

やめたほうが良いと理解はしているものの、脳の発生物質的にそれに逆らえていない状況なのかもしれません。

ギャンブル依存症は脳の発生物質の異常でもあるため、根本を治したり本人が決意しないと治る確率は低いです。


私は話のみ聞いた期間があったけど、その後どのようになったのかは知らないためその後治ったかどうかは不明です。

予後を考えても私まで恐ろしくなります。

ギャンブル依存症の父親から育った人のお話

これは私の知人のお話なのですが、聞いた時に衝撃を受けました。

ギャンブル依存症の重症で、その知人が生まれた時には父親は既に72億円の借金を抱えていたそう。

それを放棄する選択もできたが、知人は自分が借金を返済する道を選んだそう。


医師になり開業し、借金を返し続けてあと14億程度になったとおっしゃっていました。

家庭環境も他にも問題があったし、本当に苦労して育ってこられたのだなと衝撃を受けました。


ギャンブル依存症の患者様は実際多くいらっしゃいます。

本人も家族もあまり他言しないため、世間的にはあまり知られていないだけです。

そしてその当事者のお話に衝撃を受けることも多く、心が痛みます。

苦労しておられる方も多いため、今ある健康に感謝して生きましょう。

まとめ

私は普段投資をしていますが、投資とギャンブルは、分析といった意味でも別物です。

(稀に競馬を分析しまくって稼げている方もいらっしゃるようですが。)

別物ですが、投資をしている人でもしっかり線引きをする必要があります。


人生はどの選択にもギャンブル性が必ず秘めており、どの選択にもギャンブル要素があることを自覚しておく必要がありますね。

誰がギャンブル依存症に目覚めてもおかしくないです。(脳の構造が同じのため)

そして言わないだけで、意外と身近にもいたりするものです。


どの病気も恐ろしいですが、日頃から予防しましょう。


関連記事→【 投資における大数の法則とは 】分かりやすく解説

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