仮想通貨「SwissBorg（CHSB）」について解説します。
SwissBorg（CHSB）とは・創設者・特徴・供給量・投資における将来性、の順で説明していきます。
SwissBorg（CHSB）とは
SwissBorg（CHSB）とは、パーソナルファイナンスに独立性と分散性をもたらすことを目的としたスイスを拠点とするプロジェクトです。
2017年に発足したSwissBorgは、スイスのプライベートバンキングに革命を起こすことを目指しています。
ブロックチェーン技術とスマートコントラクトの力を採用して、パーソナルファイナンスのための分散型ネットワークを構築しています。
SwissBorgでは、マルチユーティリティのCHSBトークンを使用しています。
ユーザーがネットワーク上で様々なアクションを実行できるようにしています。
このプロジェクトとは、民主的で分散化されたプロフェッショナルなエコシステムを構築しています。
ユーザーが自分の仮想通貨ポートフォリオを簡単に管理できるようにすることを目的としています。
SwissBorgのクリエイターは、個人の財務管理をさらに最適化するSwissBorg Wealth APPも発表しました。
SwissBorgの公式ホームページはこちらです。
創設者
Cyrus Fazel氏
SwissBorgの共同設立者の1人は、Cyrus Fazel氏であり現CEOでもあります。
EDHECビジネススクールで国際ビジネスマネジメントを専攻後2007年に卒業しました。
その年、Julius Bear社でポートフォリオアドバイザーとしてキャリアをスタートさせました。
その後、アラミスキャピタルのヘッジファンド アドバイザーとなりました。
2016年、パーソナルファイナンスへの関心が形成され、SwissBorgの設立へとつながりました。
Anthony Lesosismier Geniaux氏
Swiss Borgのもう1人の共同設立者は、Anthony Lesosismier Geniaux氏です。
現CTOです。
2008年にポリテック ニース ソフィアで金融学を専攻し、卒業しました。
最初はファンドマネージャーのシスタンとをしていました。
その後JFDウェルスのデジタルアドバイザリー部の主任になりました。
2016年にはCyるsFazel氏とパートナーシップを組み、SwissBorgを設立しました。
特徴
パーソナルファインアンス
Swiss Borgは、現在の銀行システムは時代遅れであり、それを解決するプロジェクトだと主張しています。
ブロックチェーン技術をパーソナルファイナンスに導入することで、SwissBorgは個人が自身のポートロフィオや投資を完全にコントロールできるようにすルことを目指しています。
中心となる価値観は、「透明性」「実力主義による平等性」「公平性」です。
SwissBorg Wealth APP
SwissBorgプラットフォームは、ブロックチェーンの分散化に大きく依存しています。
個人データが保護され、ユーザーが制限なく資金を管理できるようになっています。
このモバイルアプリは、アプリストアのトップ仮想通貨アプリの1つです。
SwissBorgチームは包括性であり、世界各国にメンバーが存在します。
世界中で10万以上の検証済みアクティブユーザーから関心を集めました。
このアプリは、革新的なMPCキーレス技術を使用しています。
ユーザーは数秒でフィアットと仮想通貨を交換することができます。
Proof of Stake（PoS）
CHSBトークンは、イーサリアムベースであり、ERC-20トークンです。
Proof of Stake（PoS）コンセンサスによって保護されています。
※PoSとは→仮想通貨における【 PoW・PoSの違い 】どちらが良い？
Bitcoin採用されているProof of Work（PoW）のコンセンサスとは異なります。
PoSは、よりエネルギー消費を意識したものです。
そのため開発者やユーザーの間で人気が高まっています。
PoWマイニングのために多くのコンピューティングパワーを必要とするのに対し、PoSは静的なコイン保有者に依存しています。
より大量のステーキングをしているユーザーにより多くのマイニングパワーを与える仕組みだからです。
供給量
CHSBは、最大供給量が設定されていません。
ICO（詳細→仮想通貨における【 ICOとは 】歴史・機能・条件・規制・リスク／IPO・IEOとの違いまで解説）にて1,000,0000,000トークンをミントしました。
これらのトークンは全てリリースされているため、総供給量は1,000,000,000トークンとなっています。
CHBSトークンの割り当ては次の通りです。
・38％：一般向けのコミュニティ販売
・20％：チームメンバーに対するプラットフォームを構築した報酬
・15％：プロジェクトの第2ラウンドの資金調達
・14％：プロジェクトに関心を示していた経験豊富な投資家
投資における将来性・まとめ
パーソナルファイナンスとして、従来の中央集権型の銀行の問題を解決したプロジェクトだと主張しています。
ただ、ユーザーのプライバシー保護はできていますが、
Binanceなどの仮想通貨取引所とは何が違うのかということです。
メタマスクなどのりは個人データが保護されていることと思われますが、果たしてBinanceの規模や安全性を超えることができるのか、という点で
競合は仮想通貨取引所になると考えられます。
Binanceは過去に、バイナンス自体がハッキングされた時にユーザーに資金保証をしていましたが（詳細→オススメの仮想通貨取引所【 Binance 】他の取引所と比較／オススメ理由まとめ）、
SwissBorgは同様に保証ができるのでしょうか？など、これらのことがが記載されていません。
そうなると、やはり規模が大きくて信頼性と安全性の高いBinanceなどの仮想通貨取引所をユーザーは使うのではないかと予測しています。
そのため、SwissBorgにも安全性や信頼性が高まったら、ユーザーも安心して使ってくれるようになるでしょうね。
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