今回は、仮想通貨「Request(REQ)」について解説します。
Request(REQ)とは・創設者・特徴・供給量・投資における将来性、の順で説明していきます。
Request(REQ)とは
Request(REQ)とは、いくつかのメカニズムを介してRequest Networkオープンソースプロトコルを強化する仮想通貨です。
2017年に開始されたリクエスト(REQ)ユーティリティトークンは、リクエストネットワークのパフォーマンスと安全性を保証しています。
Request Network自体はイーサリアムベースの分散型支払いシステムです。
そのため誰でも安全な方法で支払いを要求し、お金を受け取ることができます。
REQは、イーサリアムプラットフォームに基づくERC-20トークンです。
REQで行われたリクエストは、普遍のデジタル台帳に保存されます。
この台帳は、全ての監査目的の証拠としても機能しています。
Requsetの公式ホームページはこちらです。
創設者
Rewuest Networkは、分散型プロトコルです。
誰でもプロトコルの開発に貢献し、GitHubでプルリクエストを送信できます。
リクエストの創設者は、Christophe Lassuyt氏とEtienne Tatur氏です。
Christophe Lassuyt氏
Christophe Lassuyt氏は、Requestのメインコミュニティマネージャーです。
Ycombinatorの卒業生であり、クリプト・Web3業界で起業家として8年以上の経験があります。
Etienne Tatur氏
Etienne Tatur氏はRequestの最高技術責任者です。
これに先立ち、Yconbinator Winter 2017にも参加し、2014年からWeb3業界でプロジェクトを作成しています。
特徴
支払いソリューション
Requestでは、全てのグローバル通貨で機能する、より安価で安全な支払いソリューションを提供するために、サードパーティの要件を取り除きます。
ユーザーが支払い要求を作成するとき、支払いを割り当てる必要があるアドレスと金額を定義します。
更にユーザーは、単純な要求を請求書にアップグレードして、支払いの条件を定義することもできます。
これが完了すると、ユーザーは相手方による支払いの要求を共有できます。
全てのステップが文書化され、Requestネットワークに保存されます。
そのため、関係者全員が会計目的で全ての請求書と支払いを簡単に追跡できます。
Requestは、各国の貿易法に準拠し続けるために、世界中の法律とも統合されています。
プッシュ生成
要求に応じた支払いは、ブロックチェーンを介して請求書を送信するだけで実行されます。
取引相手は要求を検出し、ピアツーピア方式でワンクリックで支払うことができます。
※ピアツーピアとは→【 ピアツーピア(P2P)とは 】分かりやすく解説
支払いがプル生成ではなくプッシュ生成だという事実は、Requestのメリットの1つになります。
なぜならユーザーがアカウントを情報共有する必要がないからです。
また、ブロックチェーン技術を使用すると、サードパーティのプロセッサが不要になり、トランザクションコストが削減されます。
アプリとの連携
Request Networkオープンソースプロトコル上で人々が望むものを作成するアプリは、ユーザーにメリットをもたらします。
実際、ユーザーは相互に連携する一連の金融ツールを操作できます。
これは、資本主義的でサイロ化されたWeb2業界とは正反対です。
ここでは、アプリが相互に連携します。
例を挙げると次の通りです。
ある会社がアプリから請求書を作成したとします。
2番目のアプリが支払い要求を受け取り、支払いを許可します。
その後、請求書は3番目のDeFiアプリで即時融資を利用できます。
IPFSの活用
Request Networkは、イーサリアムやIPFSなどの分散型ブロックチェーンを活用しています。
そのため、エンドユーザーのセキュリティ・プライバシー・データ所有権のレベルを高めています。
プラットフォームにはトランザクション手数料がかかります。
これは、ブロックチェーンネットワークに変更をブロードキャストするために必要なコストです。
取引手数料は、ネットワークの状態についてコンセンサスに達するようマイナーにインセンティブを与えるために使用されます。
Proof of Stake(PoS)予定
Request Networkは、Proof of Stake(PoS)コンセンサスアルゴリズムを採用する予定です。
※PoSとは→仮想通貨における【 PoW・PoSの違い 】どちらが良い?
そのため2022年現在ではREQはBancorのみでAPR0.01%でステーキングできます。
ただし、確認はまだされていません。(私自身も、まだ確認されていないなんてことがあるのかと思い調べましたが、公式にもホワイトペーパーにもあらゆる媒体にも情報記載がなく、本当にまだ確認されていませんでした。)
しかし変更される可能性もあるため、ここだけは注意して情報を追いましょう。
供給量
REQの初期の最大供給量は1,000,000,000トークンでした。
その後最大供給量は、999,877,117トークンまで減少しています。
主なKPIは、コミュニティが構築した Req.networkのWebサイトにて閲覧できます。
投資における将来性・まとめ
リクエストは、分散型支払いシステムです。
分散型支払いシステムの競合はちらほら存在します。
しかし、仮想通貨決済が可能になった場合、全ての過疎通うかで決済ができるため全ての仮想通貨がライバルになってしまうと言っても過言ではありません。
リクエストは請求書にアップグレードして支払いの上限を定義できたり、関係者全員が会計目的で全ての請求書と支払いを追跡できたり、プッシュ生成によりユーザーがアカウントを情報共有する必要がなかったり、アプリとの連携もできるという点が優れています。
そのため、ただの決済でなく、中央集権型の大きな会社からもビジネス目的での支払いに利用される可能性があります。
そうなった時は、REQの需要と価格は上昇するでしょう。
ただ、後発でREQよりもっと使用用途の良い仮想通貨が開発されるとそちらに顧客を持っていかれる可能性もあるため、状況を随時追う必要があります。
また、Proof of Stakeもまだ確認されていないため、これに関しても確証が欲しいため更新される情報を追っていきましょう。
#Request #REQ
— Miori (@mioriescom) October 10, 2022
〜分散型支払いシステム〜
これは需要が大きいためピックアップ🚩
既存の銀行は、法人だと給与自動支払いシステムに課金しなければならないから💰
(例:ゆうちょの場合、契約料金5,500円+月額2,200円)
銀行より、請求書として条件追加可・追跡可・アプリ連携可という点でハイスペ https://t.co/3NLVFp7l37
給与支払いが法定通貨のうちは、
— Miori (@mioriescom) October 10, 2022
Requestの出番はまだまだですね。
給与支払いが
法定通貨→ステーブルコイン→仮想通貨
と変化していくに連れて需要が増していくでしょう。
まだ5年以上時間がかかりそうだけど、
未来を見据えると素晴らしい仮想通貨の1種🎊📯
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