HERMES【 価格下落の考えられる理由 】時代的背景を考慮

今回は、HERMES(エルメス)の価格下落の考えられる要因についてまとめました。

エルメスに限らずルイヴィトンなどにも影響するため、ハイブランド全体に影響が出ています。


最初に、エルメスの株価から説明していきます。

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HERMESの株価

RMS:EN Paris 株価 - エルメス・インターナショナル
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エルメスの株価は、1997年代から右肩上がりです。

200円頃から上昇幅が大きくなっていることが分かります。

実際に業績を見ても、売上や純利益に伴って上がっているため、業績自体が良くなっているのです。


そして直近だと、2021年のコロナショックで下落しましたが、その後また上昇してきた頃です。

コロナ禍で株価が一時下落しましたが、ハイブランドのエルメスなどはすぐに売上高も例年通りに戻り、回復が早かったです。

エルメスの顧客層はあまりコロナ化の影響を受けていないことも分かりますね。


HERMESの公式ホームページはこちらです。

公式オンラインブティック | Hermès - エルメス-公式サイト
Hermes(エルメス)の職人たちの手で愛情を込めて製作された品々を公式オンラインブティックではオレンジボックスに詰め、心を込めてお届けいたします。


そんな長年にわたって順風満帆だったエルメスが、なぜ2022年になってから不穏な空気が流れ始めたのでしょうか?

その原因を追っていきましょう。

その前に、実際に価格下落のニュースが流れたためその事実について知っていきましょう。

価格20%下落ニュース

2022年8月に、中国にてROREXとHERMESの価格が20%~50%下落したという報道があり、話題になりました。

中国は一時的に経済が悪化したということもありますが、中国に限らず、中古価格も世界中で下落してきています。

詳細は下記リンクです。

"Boom Time Over": Rolex Prices Crash In China | ZeroHedge
ZeroHedge - On a long enough timeline, the survival rate for everyone drops to zero


その原因として、「ブームが終わり、調整期間に入った」「消費者信頼感が非常に弱くなってきている」ということが挙げられています。

価格が上昇しているハイブランドもあり

2021〜2022年にかけて、日本では円安の影響もありましたが、DiorのレディーディオールやCHANELのチェーンバッグなどは価格が上昇していました。

詳細→

【 レディーディオール(Lady Dior)の値上げ 】いくら価格が上昇した?

【 シャネルのマトラッセ(チェーンバッグ)の値上げ 】いくらになったの?


しかし、これらは円安の影響もあるし、現在は価格が上昇していますが、今後説明する理由により価格がこれからも伸びていくとは考えにくい状況になってきました。


※ブランドとは→【 ブランドとは 】起源・背景から解説

考えられる要因

価格調整期間

先ほども述べたように、一時的なブームや過熱感が冷め、価格調整期間に入ったことが考えられます。

なんの市場にしても、価格が急上昇した後は反発して下落するし、価格が上がり続けることも下がり続けることもありません。

常に変動しています。


そのため今後の価格はどうなろうとも、一旦調整期間に入ったということです。

動物愛護

近年、動物愛護の視点が主流になってきつつあります。

以前は、動物を殺して得た革や毛皮を鞄や衣類に取り入れることが当たり前になっていました。


しかし、動物愛護の考え方が流通してきてから、動物を殺してまでその革や衣類をファッションとして身につけるのはいかがなものかという疑惑が生じたのです。


実際の動物愛護の運動では、

Louis Vuittonの店舗の前で反対デモが行われています。

例を挙げると、過去に毛皮反対デモなどが行われたこともありました。


同じハイブランドでも、DiorやCHANELなどはアクセサリーやメイクの製品の売上割合もある程度あるのですが、

エルメスは革製品が商品のメインの(ほとんどの割合を占めている)ため、革製品が売れなくなると大ダメージを受けてしまうのです。


そして最近では、DiorやCHANELは革でなく布のバッグを取り入れるようにしてきていますね。

このように他のハイブランドは革製品でなく布製品に移行できますが、革製品が売りのHERMESはどのように移行していくのでしょうか・・・と気になるところです。

価値観が分散型へ移行中(思考の時代的変化)

これまでは長らく、資本主義により世界が成り立っていました。

しかし近年では、仮想通貨の「分散型の考え方」が広まってきています。

仮想通貨の創業者さん方がこのような考え方を推奨していることに加え、仮想通貨市場の時価総額も含めてじわじわ広がってきているのです。


直近では日本でも遂に、ZOZOTOWNを筆頭していた前澤さんまで、「資本主義に飽きたのでお金のない世界に住みたい」「DAO(詳細→仮想通貨における【 DAOとは 】分かりやすく解説)を作る」とのことで、分散型の考えを主張しています。

さらに世界では、世界を先導するビルゲイツさんまでもが資本主義に囚われていないことが分かります。

世界の富のほとんどを所有していると言われている財団(ロックフェラー等)の方々も、仮想通貨に資金を移しています。


完全に分散型になるわけではないですが、広まってきていることは事実のため、人々にどんどん影響をもたらしていくでしょう。


そうなると、資本主義で高級時計や高級バッグを保有しているステータスが時代的に変化していく可能性があります。

ステータス自体が変わるという意味です。

なぜなら、動物の革を剥いで作ったものを持っていたところで羨ましいと思える価値観にならない可能性があるからです。


既に、現状を知って冷静に考えると、動物の革を虐待のように育てて剥いだバッグをたくさん持っているって残酷すぎますよね。

何の自慢になるのだろう?残酷さ自慢なのかな?という風に思えてきますよね。


ブランディング自体も、人々の思想の植え付けのため、新たな思想が植え付けられると人々が欲しがらなくなる可能性があるということです。


このように、風潮がいつ変化するかは読みきれないため、いつでも変化できるようにすることはブランド維持のために必須の条件ですね。

詳細→【 ブランド知識の構築ステップ・ブランド要素の選択と統合 】分かりやすく解説

まとめ

私もこの事実を知らなかった昔は、ブランド品の革製品を好んで購入していました。

しかし、動物愛護や分散化の時代に流れるにつれ、人々の思考の変化が起こり、ブランドの維持が難しくなることがあるのです。


世の中の風潮が革製品懸念になったとしたら売上高が激減してしまうため、投資的には風邪上がりが悪いです。

また、代わりに布製品を販売したところで、デザイン性は素晴らしいかもしれませんが、ブランドでなくても品質的には代わりなくなってしまうため、価値づけが難しくなります。

そのため相当な戦略を練って布製品に移行していかなければならないため、これまで通りの売上を維持するだけでも難易度が高くなってしまうのです。

もちろん、世の中の風潮が変わらないかもしれないのですが、既に微風は吹いています。


個人的にはHERMESやDiorは世界観が大好きですが、革製品により動物が苦しむことは辞めてほしいので、最近はブランドに対する好感度が下がってきてしまいました。

世界観を維持したまま、動物や環境に良い製品を出せていけたら持続可能性もあるし素晴らしいですね。

そうなったら、もっと好きになりそうです。


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