【 ダウ理論(図で解説)】投資におけるテクニカル分析で必須

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音声バージョンはこちらからお聞きくださいませ。

ダウ理論とは、チャールズ・ダウが提唱した相場理論のことです。

このダウ理論は全てのテクニカル分析の基礎として支持されており、FXにおける相場環境やトレンドを判断するうえで非常に重要です。

FXをやっている投資家は皆知っているため、FXを始めるのであれば逆に知っていないと不利になってしまします。理解を深めておきましょう。


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ダウ理論の基本原則

1.価格(平均価格)はすべての事象が関係している

2.トレンドは、短期・中期・長期の3つ

3.主要なトレードは3つの段階から成り立っている

4.価格は相互に確認される必要がある

5.トレンドは出来高で確認する

6.トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する



価格(平均価格)に全ての事象が関係している


価格や値動きは、経済、金融、政治、自然(災害)全ての事象が関係している。

具体例を挙げると、直近では コロナ流行により暴落、大統領選挙により乱高下、国間の争い等、為替の価格は本当に全ての事象の影響を受けています。



トレンドは、短期・中期・長期の三つ

戦略を立てる際に、自分がどの時間軸(短期・中期・長期)のトレン
ドで勝負するか決めておく

ポジションをとる前に、事前に損切りラインを決めておきましょう。短期で勝てなかったから長期に持ち越す、等と時間軸を変更すると、結果損失が大きくなってしまいます。




主要なトレンドは3つの段階から成り立っている

①先行期…第一段階   ②追随期…第2段階   ③利食い期…第3段階

<①②③の解説>

①先行期…先行型の投資家が買い、価格が緩やかに上昇。(まだ下降する可能性もあり。)

②追随期…多数の投資家が買い、急騰する時期

③利食い期…最終段階。プロの投資家が利食いをする。(ここで買ってしまうと大きな損失となる可能性あり。)




価格は相互に確認される必要がある

相互とは、株式市場でいうと、工業平均株価と鉄道平均価格の二つのシグナルを持って、上昇トレンドとみなす、という考え方でのことです。

仮想通貨のチャートと日経平均のチャートが類似している、等。(実際に相互しており、仮想通貨のチャートが日経平均のチャートの先行となっている。)

<FXにおける相互とは>

・為替と金利(債券等)のレートで、ドルが上昇している時は米金利も上昇している

・各通貨ペアで、ドルが相対的に売られている時は、ドル円は下落、ユーロドルは上昇している

このような相互関係がみられるため、

ポジションを持つ前に事前に相互関係を見ておくと勝率UPに繋がります。

同じシグナル(トレンドとオシレータが買いサイン)だと分かりやすいが、

シグナルが異なる場合(トレンドが買いなのにオシレータが売り)の場合はであれば注意します。





トレンドは出来高でも確認する

出来高=取引量。

売った価格の分だけ買う人がいるため、取引は成立しています。

価格が急騰・暴落している時は出来高が多い。レンジの時は出来高が少ない。

そのため、現在がバブルなのか 波が終わったのかを推測する材料となります。



トレンドは明確な転換シグナルが出るまで継続する

<上昇トレンド>

高値・安値が共に上がっている




<下降トレンド>

高値・安値が共に下がっている

テクニカル分析を極めたいかたは、類似記事もご覧ください。

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