今回は、決算書における「当期決算時の処理」について解説します。
貯蔵品勘定に関する「当期決算時」の処理
郵便切手は購入時に通信費(費用)、収入印紙は購入時に租税公課(費用)として処理します。
決算において未使用分がある場合には、その金額を各費用の勘定から貯蔵品(資産)に振り替えます。
厳密には、文房具などの消耗品が決算において未使用の場合にも、消耗品費(費用)から貯蔵品(資産)に振り替えます。
しかし毎期継続して購入して使っている消耗品については、決算日において未使用分があっても、貯蔵品(資産)に振り替えない傾向があります。
※関連記事→決算書における【 細々とした収益・費用 】分かりやすく解説
貯蔵品勘定に関する「次期の期首」の処理
当期に貯蔵品(資産)に振り替えた後、次期の期首(翌期首)に決算整理仕訳と逆の仕訳を行って、下の費用の勘定に振り戻します。
この仕訳を「再振替仕訳」と言います。
まとめ
株式投資では、決算を読み込むために簿記の知識もあると優位になります。
今後も決算を読み解いていきましょう。
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