今回は、決算書における「仮払金・借受金」について解説します。
仮払金・借受金とは
仮払金とは
従業員が出張に行く場合、あらかじめ出張にかかる金額を概算額で渡すことがあります。
この場合、現金の支出があったとしても、支払内容・金額はまだ確定していません。
そのため、一時的に、仮払金(資産)として処理しておきます。
借受金とは
当座貯金口座などに入金があっても、その内容が不明な場合があります。
その内容不明の入金があった時には、入金の処理をすると共に、一時的に借受金(負債)で処理しておきます。
仮払金の処理
概算額を支払った時
現金などを支払ったが、その内容・金額が未確定な時は、一時的に仮払金(資産)として処理します。
仮払金の内容・金額が判明した時
従業員が出張から戻り、旅費の金額が確定した場合など、仮払金の内容・金額が確定した場合には、仮払金(資産)から該当する勘定科目に振り替えます。
※旅費に関する経費の詳細→決算書における【 経費とは 】分類・処理についても解説
借受金の処理
内容不明の入金があった時
現金などを受け取ったが、その内容・金額が未確定な場合は、一時的に借受金(負債)として処理します。
借受金の内容・金額が判明した時
借受金の内容・金額が確定した場合には、借受金(負債)から該当する勘定科目に振り替えます。
まとめ
株式投資では、決算を読み込むために簿記の知識もあると優位になります。
今後も決算を読み解いていきましょう。
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