今回は、仮想通貨「DigiByte(DGB)」について説明します。
DigiByte(DGB)とは・創設者・特徴・供給量・投資における将来性、の順で説明していきます。
DigiByte(DGB)
DigiByte(DGB)とは、オープンソースブロックチェーンおよびアセットクリエーションプラットフォームです。
2013年に開発が開始されました。
そしてその後、DGBトークンのジェネシスブロックは、ビットコインのフォークとして2014年にマイニングされました。
パブリックブロックチェーン上の仮想通貨であるDigiMyteは、セキュリティを向上させるために5つの異なるアルゴリズムを使用しています。
当初はビットコインブロックチェーンのセキュリティ・容量・取引速度を向上させることを目指していました。
DigiByteは、スマートコントラクトの「App Store」・公開台帳・取引を中継するために通信するノードを特徴とするコアプロトコルの3層で構成されています。
DigiByteの公式ホームページはこちらです。
創設者
DigiByteは、DigiManと呼ばれるJared Tate氏によって開発されました。
2020年に一時的な離職を発表する前に、開発から現在に至るまでの皆生を監督しました。
Tate氏はその後職に復帰し、DigiByteの成長に携わっています。
Tate氏は、2012年以降にビットコインに関与し、ブロックチェーンの創設者によって書かれた本「ブロックチェーン2035:インターネット3.0のデジタルDNA」を著しました。
DigiByteの運営は、開発者だけでなく、プロジェクトの存続を監督するボランティア組織DigiByte財団にも依存しています。
また、ボランティアグループであるDigiByte Awareness Teamは、広告宣伝活動を担当しています。
特徴
ASIC
DigiByteは、安全性・速度・容量を多様化することを目的とした修正版Bitcoinだと主張しています。
プロジェクトはオープンソースのブロックチェーンと関連する仮想通貨DGBで構成されていました。
ネットワークには、安全性を維持し、ASICマイナーによる電力の消費を抑制するのを防ぐのに役立つ5つの別々のアルゴリズムが備わっています。
※ASICとは→【 ASICとは 】背景まで解説
DigiAssets
DigiAssetsが存在します。
そしてDGBをネイティブトークンとして採用しました。
DigiAssetsは、デジタル資産・分散型アプリケーション(DApps)をローンチし、対応する必要なスマートコントラクトをエンコードしようとしている開発者をターゲットとしています。
※DAppsとは→仮想通貨における【 ダップス(DApps)とは 】分かりやすく解説
DigiByteの全てのガバナンス構造は、ネットワークがオープンソースで公にアクセス可能であるべきであるという論文に沿っています。
だから自律的に実行されます。
DGBでの取引手数料は、ブロックチェーンの検証のためにマイナーに支払われます。
Proof of Work(PoW)
DGBは、Proof of Work(PoW)を実装しています。
※PoWとは→仮想通貨における【 PoW・PoSの違い 】どちらが良い?
そのため、マイナーはブロック報酬を介して、ブロックを検証するためのトークンを獲得します。
PoWのため、51%攻撃のリスクを軽減します。
供給量
DGBの最大供給量は、210億トークンです。
マイニングは発酵の減少を表す下降カーブを形成しています。
ブロック報酬は毎月1%減少します。
2014年に、DGB総供給量(1億5000万コイン)の0.5%の先行発行されました。
プレマインの50%は開発目的で留保されました。
そして残りは分配されました。
DigiByteは、ICO(詳細→仮想通貨における【 ICOとは 】歴史・機能・条件・規制・リスク/IPO・IEOとの違いまで解説)などの手段で資金調達をしようとしませんでした。
投資における将来性・まとめ
デジバイトは、アセットクリエーションプラットフォームです。
ASICを用いることにより、マイニングでの電力消費を抑えるよう工夫されています。
しかし、電力消費の観点からするとPoSの方が環境に良いです。
PoWという時点で、長期的にはあまり期待できなくなってしまいます。
ただ、デジタルアセットの需要は増加していくため、時代の需要的には適していますね。
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