今回は、仮想通貨「Decentraland」について解説します。
Decentralandとは・特徴・今後・投資における将来性の順で説明します。
Decentralandとは
Decentralandとは、ユーザーがコンテンツとアプリケーションの作成・体験・収益化を可能にするバーチャルリアリティプラットフォームです。
Ethereumブロックチェーン上のバーチャルリアリティプラットフォームです。
ユーザーは仮想世界で構築し、収益化できる土地のプロットを購入します。
Decentralandは、2017年に実施された2400万ドルのICOの後にローンチされました。
ICOとは→仮想通貨における【 ICOとは 】歴史・機能・条件・規制・リスク／IPO・IEOとの違いまで解説
バーチャルワールドは2019年にクローズドベータを実施し、202年2月に一般公開されました。
それ以来、ユーザーは自身の土地でインタラクティブゲーム・3Dシーン・様々なインタラクティブな体験を構築してきています。
Ariel Meilich氏とEsteban Odano氏によって共同設立されました。
どちらもプロジェクトの主要な立場は引退していますが、今でもDecentraland財団のアドバイザーとして活動されています。
MANA
Decentralandは、「MANA」「LAND」の2つのトークンを使用しています。
ここではメインのMANAについて解説します。
MANAは、ERC-20トークンで、ノンファンジブルなERC-721LANDトークンを入手するために消費する必要があリマス。
また、Decentralandマーケットプレイスで様々なアバター・ウェアラブル・ネームなどの支払いに消費することもできます。
Decentralandの特徴
メタバース
Decentralandは、世界初の完全に自立分散化された仮想世界です。
Decentralandは、新しいクリエイティブプラットフォーム・ビジネスチャンス・エイター底面との源を探しているコンテンツクリエイター・企業・個人のために作られています。
Decentralandのゲームワールド（Metaverse：メタバース）は、合計で90,601個の個別区画のLANDに分かれており、各区画はERC-721ノンファンジブルトークンです。各LANDは16m×16m（256平方メートル）の大きさです。
LANDの所有者は自分のプロットをに発展させることができます。
メタバースの多くはいくつかの地区に大別され、それぞれの地区は異なるサイズとテーマで構成されています。
これらの地区はMANAトークンの個別のクラウドセールによって生成されたものであり、これらの地区のLAND区画は取引することができません。
2021年では「Aetheria」が最大の地区で、合計8,008LANDで構成されています。
DAO
Decentralandは、分散型自立組織（DAO）の構造を使用するプロジェクトです。
DAOとは→仮想通貨における【 DAOとは 】分かりやすく解説
そのため、MANAトークンの所有者は、ポリシーの更新・今後のLANDオークションの詳細・メタバースで許可されるコンテンツの種類などを提案し、投票することができます。
具体的には、コミュニティは、ポリシーの更新・将来のLANDのオークション・ワールド内で許可されるNFT契約のホワイトリスト・ビルダー・マーケットプレイス・コミュニティが関連する全ての内容に関して提案し、投票することがでるということです。
その結果、Decentralandの方針をMANAトークン所有者が決定することができます。
投票は、Argonを利用したDecentralandDAOのガバナンスインターフェイスで行われます。
マネタイズ
Decentralandでは、ユーザーが下記の方法でマネタイズすることができます。
・LANDを貸し出す
・広告を配信
・有料体験を催す
この他にもMANAトークンを使用して売買する仕組みを活かしてマネタイズすることができるのです。
今後・投資における将来性・まとめ
今まではDecentralandはロードマップを公開していませんでしたが、2021年年末にプロジェクトに関するロードマップの作成を「Decentraland Foundation」に委任する提案がDAOで承認されたため、リリースされる予定です。
また今後は、下記が実装されると予定されています。
・LANDとEstatesをアップグレードし、機能とProtocolのアップグレードの追加
・将来のLANDオークションの詳細と日時
・市場手数料の改善（MANAがバーンされる）
・コミュニティが運営するコンテンツサーバーの追加とトレード
・開発努力へのMANA助成金の割り当て
・Decentraland World・Builder・Marketplaceへの新しいウェアラブルの追加
・安全保障理事会のメンバーの交代
DAOにて承認されたたという方針の決め方も自立分散で最先端だと感じました。
そして実際にメタバースを体験してみたのですが、大きな大きな可能性み満ち溢れていると実感しました。
自立分散が完全に成り立っているし、現代はインターネットに誰でも何時間も繋いでいるため、Web3.0のメタバースに人々が流れて日常化される時代は近いなと感じました。
オフィスはメタバース上になり、ここで会議や仕事がなされる未来を想像できました。
これは投資的にも期待できます。
しかし、競合は元名称Facebookの「Meta」の企業の規模が大きいため、どちらがDecentralandとどちらが伸びるかと考えると明言できません。
ディセントラランドは自立分散型（DAO）のメタバースですし、Metaは中央集権のメタバースのため、それぞれのメリットとデメリットがありますね。
またこの他にも、The Sandbox（詳細→仮想通貨【 The Sandboxとは 】特徴・投資における将来性についても解説）などもメタバースに注力しています。
メタバースの期待値は高いですが、どの媒体で伸びるかは正直読みにくいですね。
大企業が有利なのか、仮想通貨に特化しているDecentralandなのか。
しかしDAO×メタバースのDecentralandは強いです。
しかし私はメタバースを体験してみないとこの感動を得ることができなかったため、是非皆様もメタバース空間に行ってみてください。
メタマスクアカウントがあれば誰でも無料で入ることができます。→https://play.decentraland.org/
追記
新たに、「Everdome」という、現実世界とつなげた3Dのメタバースも開発されています。
そして現実世界と繋がっているメタバースはエバードームの特徴です。
※仮想通貨【 Everdome（DOME）とは 】創設者・特徴・供給量・上場している仮想通貨・投資における将来性についても解説
競合が次々と現れているため、よく情報を精査していきましょう。
久しぶりに
— Miori (@mioriescom) March 27, 2022
Wooooow‼︎
と感動しました。
メイクしなくても良いし着替えなくて良いし、何も外見を整えずにそのままミーティングに参加できる
なんて時短なの
How Great‼︎
この便利さは人々の習慣となるでしょう。
そしてどんなウイルスが流行っていたとしてもメタバース上でお出かけできる🛩 pic.twitter.com/hbLZ2QLuqJ
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