今回は、FXにおける「金融政策決定会合のトレード戦略」は、次の通りです。
1.金融政策の転換が予想されるとき
2.指針となる指標を押さえる
3.決定にいたる過程を確認する
4.後日発表の議事録チェックも必須
5.FXでのポイント
金融政策決定会合は、各中銀が一般に公表する最も重要なイベントです。
改めて、投資をする際にチェックすべきポイントをそれぞれ説明していきます。
金融政策の転換が予想されるとき
将来の方向性
ポジティブ・・・買い
ネガティブ・・・売り
・発表前には思惑の動き、噂で相場が上下しやすい
・発表直後のトレードはスキャルピングトレード以外はスルー
・発表後には、慈善予想を踏まえた結果に対するリアクションはもちろん、今後の方向性についてどのように言及されるかが大いなるポイント
指針となる指標を押さえる
・事前予想はもちろん、政策金利決定の際に参照される指標をチェックする
・更にその予想の背景にある様々な先行指標や参考指標をチェックしておく
決定にいたる過程を確認する
・満場一致か?反対者がいたか?僅差での決定だったか?を確認する
・次回の決定に与える影響も考慮すること
・会合参加者がどのように主張したのかも非常に重要
後日発表の議事録チェックも必須
・議事録発表後にマーケットが反応するケースも多い、要注意
・実は会合当日の発表以上に、この公表内容が未来の金融政策の方向性を占ううえで重要なポイントになることが多い
FXでのポイント
・注目の内容は事前にある程度取り上げられるため、サプライズがなければ、Buy the rumor , Sell the fact「噂で買って事実で売る」
・トレードチャンスは発表前
・発表後は議事録公表に注目
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