金持ち父さん(ロバートキヨサキ)シリーズの「金持ち父さんの21世紀のビジネス」について説明していきます。
金持ち父さんの21世紀ビジネス
金持ち父さんの21世紀のビジネス/ロバート・キヨサキ
オススメ理由
働き方が今と昔では大きく変化しています。
コロナショックが更に拍車をかけ、これからの時代、オンラインの仕事が急増していきています。
反対に、簡単な誰でもできる仕事(コンビニの店員さん等)はロボットやAIに代わり、職業が限定されていきます。既にそれらの仕事は自動受付やロボットやAIに変わりました。
この本はコロナショック前に書かれた本ですが、コロナ後は実際にこの本の通りになりました。
そのように未来を推測できる考え方も書かれているため、時代に適した稼ぎ方を選択するうえで重要な本だと実感したためオススメしています。
もしあなたが20年後なくなっている職業についているとしたら、今何をするべきでしょうか?
職業に関しては中々すぐに変更できるわけではなく準備を要するため、思考だけでも早めに取り入れておくことを勧めます。
本の内容
現在、アメリカの企業のレイオフ(一時解雇)や失業率が上昇を続けている。
「職業の安定」などもうどこにもない。
過去の遺物だ。
調査対象となったアメリカの国民の60%が現在の経済状況を人生最大の危機と捉えている。
~逆境こそがチャンス~
不景気の時代こそ、真の起業家たちが姿を現す時だ。
起業家は市場が上向きだろうが下向きだろうが、まったく気にしない。
起業家はよりよい製品、よりよいプロセスを作り出す。
数十億ドルの規模のビジネスで、大成功を収めて世界中に名前が知られていること以外で、マイクロソフトとディズニーの2つの企業帝国に共通していることは、どちらも不景気の時期に創業された。
実際のところ、現在ダウジョーンズ平均工業株かの構成銘柄となっている企業の半分以上が、不景気の時期に創業されている。
理由は、経済が不安定な時代に人々は創造的になる。
自分の快適ゾーンから外に出て、家計のやりくりを少しでも楽にするために自ら進んで行動に移る。
つまり、古き良きアメリカの起業家精神が最もいい形で稼働する。
左記の状況が困難になると、困難に負けない人間が先に進む。
BとIのクワドラントでは、より多くの収入を稼ぎ出すことは重要ではない。
そこでは、収入を「生み出す」資産を所有することが大事だ。
ビジネスを所有することは資産を所有することと同じだから、ネットワークマーケティングビジネスをやっている人は、人生でとても大切な様々なスキルを学ぶだけでなく、自分のために真の資産を築いていることになる。
仕事に就いた場合は、「収入を稼ぎ出す」だけだ。
ネットワークマーケティングでは、収入を稼ぎ出す代わりに資産—あなた自信のビジネスーを築き、その資産が収入を生み出してくれる。
自分に儲けさせてくれるものだけに投資する。
あなたに儲けさせてくれるものは資産だ。もし、お金をとっていくなら、それは負債だ。
~経済的自由を獲得するための簡単な四段階方式~
1⃣ビジネスを築く
ビジネスは子供のようなものだ。成長に時間がかかる。
子どもを育てるより時間がかからない場合もあるが、それ以上にかかることももちろんある。
一般的に1つのビジネスを軌道に乗せるまでには約5年かかる。
2⃣自分のビジネスに再投資する
このプロセスの鍵は、生活費をまかなう収入減としてビジネスを使わないようにする点にある。
初心者は新しいビジネスから収入が流れ込むのが見え始めると、その新しい収入を生活費を増やすことに使ってしまう。
それでは決して富は築けない。
そうする代わりに、新しく作ったビジネスがいくらか収入をもたらし始めたら、すぐに第二段階に移ろう。
ビジネスをさらに成長させるために再投資するのだ。
真のビジネスオーナーはビジネスを築くのに投資をすること、再投資をすることを決してやめない。
ただそれだけの違いだ。
努力して手に入れた収入はそれにふさわしい敬意をもって投資しよう。
3⃣不動産に投資する
次に、ビジネスが順調に成長してきたら、余分な収入を使って不動産を買い始めよう。
このプラんには投資信託や株式ポートフォリオといった紙の資産は含まれていない。
その理由は、紙の資産は築くのが一番簡単な資産ではあるが、株式や投資信託の取引はリスクが大きく、そこから得られた利益はキャピタルゲインとして課税され、リスクを少なくして投資するには高度なファイナンシャル教育が必要だからだ。
私のプランのこの段階で大事なのは、新たに生まれた余分なお金を、収入を生む資産を築くために使うことだ。
収入を生む資産にはいろいろな種類のものがあるが、私が不動産を勧める理由は二つだ。
一つ目の理由は、税法が不動産に投資するビジネスオーナーの得になるように作られていることだ。
二つ目の理由は、銀行が、あなたが不動産を買うためのお金を貸したがることだ。
不動産を買う目的は売ることではない。
収入を生む資産を築くことだ。
牛を買って、ただ売るのではなくそれからずっとミルクを搾って売れるように買い続けることだ。
4⃣贅沢品は資産に買わせる
金持ち父さんは、自分たちが生み出した余分なお金を全て、ビジネスを立ち上げることと不動産に投資することに費やした。
自分の資産に贅沢品を買ってもらうのを可能にするには、贅沢品を買えるレベルまでそれらの資産を大きくしなければならない。
収入を使って贅沢品を買ったりしない。
お金を稼ぐことが大事である理由は、そのプロセスの中で自分たちがどんな人間になったかである。
大事なのは、大きなお金を稼ぐようになるために自分の力を伸ばす努力をし、学び、最善を尽くすこと、そしてそのプロセスの中で新しい自分に生まれ変わることだ。
~大きな夢を見て、それを実現し、更に大きな夢を見る人になる~
金持ち父さんは「大きな人は大きな夢を、小さな人は小さな夢を見る。今の自分を変えたかったら、夢の大きさを変えることから始めたらいい」と言っていた。
私は一文無しになったことがあるため、お金がないことがどんなものか、私にはわかる。
しかしすっからかんというのは一時的な状態だ。貧しさとは違う。
貧しさは心の状態だ。すっからかんになっても心は豊かでいることはできる。
夢や勇気、決意をたっぷり持つことはできる。
大きな夢をみるためにお金は必要ないし、さらに大きな、どでかい夢を見るためにも油分なお金は全くかからない。
どんなにお金がなくても夢を諦めさえしなければ決して貧しくはならない。
ネットワークマーケティングの素晴らしい点は、自分の夢に枠を設けないことだ。
つまり、あなたの夢は40年後にやっとかなう夢や、一年のうちほんの数週間だけ、あるいは日曜日の午後にだけ実現する夢にとどまっていない。
自分のネットワークマーケットビジネスを築き始めることは、夢に見た生活を生き始めることを意味する。
徹底した自己決定に基づく生活についての瞑想禄でソローはこのように言っている。
少なくとも、私は次のようなことを経験を通して学んだ―もし人が革新をもって夢に向かって突き進み、自分が夢に描いてきた生活をするために努力するなら、その人はふつうの状態では決して期待できないような成功に出会うだろう。
私達を金持ちにするのは、「ファイナンシャルインテリジェンス(お金に関する知性)」だ。株式でも金でも不動産でも一生懸命に働くことでもお金そのものでもない。最終的にその人を金持ちにしたり貧乏にしたりするのは、資産に関してその人が持っている「情報」だ。
まとめ
以上金持ち父さんの21世紀のビジネスの概要でした。
この本は、金持ち父さんの本から派生して、ビジネスの具体的な方法に関して書かれいます。
金持ち父さんを読んで、具体的に新しくビジネスを始めるかたにピッタリの本です。
Kindle等の電子書籍にはないため、実物での購入を勧めています。
~金持ち父さん(ロバートキヨサキ)シリーズ~
最近のコメント