VIX指標について解説します。
VIX指標とは
VIX指標は、投資家心理の基準となることから、投資家の市場に対する恐怖指数と呼ばれています。
現在、投資家は市場をどう見ているのかということを秩序に示す指標がシカゴオプション市場のVIX指数(Vokarility Index)です。
アメリカのS&P500指数を対象とするオプション取引をベースに算出、公表されるもので、この数値を基準に投資家心理を測ることから、「恐怖指数」と呼ばれているのです。
この数値は、かつては「30」を超えると総悲観だとされていましたが、リーマンショック後の世界同時株安の壮絶な下落の中で、VIX指数は過去最高の数値を記録しました。
そのため、現在の好悪分岐点は、約「40」が総悲観の頂点、「10」で安心感が高まりリスク志向が長点になるという判断になります。
この指数はアメリカ市場で取引されていますが、日本の投資家も、このVIX指数へ投資をすることが可能になりました。大阪市場に上場されている国債のETF「VIX短期先物指数」です。
VIX指数が急上昇している局面では、ハイリスクなポジションは手島宇などの防衛が必要です。乱高下時は、新たなポジションを持つことは避けましょう。
FXでのポイント
ポジション確保のシグナルというよりも、展開が見えない状況下でのコンパスのような役割をするのがVIX指数です。
総悲観時に中長期でのポジションを持つ時は注意しましょう。
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