【 月経困難症・PMS（月経前症候群）のかた必見 】症状・原因ーヤーズフレックスの効果／実体験をもとに

月経困難症・PMS（月経前症候群）の筆者の症状と、薬物療法（ヤーズフレックス）の実際について説明します。

これらの症状で苦しんでいる女性が多くいらっしゃるため、私のように改善していけるかたが多いと良いなと思って記しました。

月経困難症とは

月経症候群とは、月経期間中に月経に随伴して起こる病的症状のことです。

原型困難症には「器質性月経症」と「機能性月経困難症」があります。

月経困難症には原因疾患を有する器質性月経困難症と、原因疾患を有しない機能性月経困難症があり、原因疾患で多いのは子宮内膜症と子宮腺筋症です。

症状

・下腹部痛

・腹部膨満感

・下痢

・嘔気

・嘔吐

・貧血

・易怒性

・抑うつ

PMS（月経前症候群）とは

月経前のホルモンによる精神的症状と身体的症状の変化のことです。

症状

イライラや情緒不安定、胸の張り、むくみ、体重増加など、

易怒性や情緒不安定、うつ状態、自己評価や集中力の低下、眠気や睡眠障害、食欲不振や過食などの精神的症状のほか、おなかや乳房の張り・痛み、頭痛、腰痛、肩こり、むくみ、体重増加、めまい、肌トラブル

私の場合

月経困難症の症状は人それぞれ症状や度合いも異なります。

私の場合は、症状とその度合いは下記でした。

月経前

・頭痛（痛み止めのロキソプロフェンを１錠内服する程度）

・腹痛（子宮をもぎゅっとつかまれているような感覚・自制内）

・情緒変動（月経一日前は毎月泣いている等）

・食欲増進（特に甘いもの）

・肌荒れ（月経４日前頃からニキビ等が多発する）

・眠気（意識を失うかのように眠っているためいつ寝たか不明）

このように月経前は、情緒が通常時と異なったり（特に喜怒哀楽の怒と哀が増す）、上記の症状がみられていたためそろそろ整理がくるのではと毎月予感できていました。

月経中

・腹痛（ロキソプロフェンを２錠内服しても効かず、ベッド上でうずくまっているしかない状態）

・冷や汗（これは腹痛に比例しているため、疼痛による作用と考えられる）

・嘔気（腹痛により自律神経に異常をきたし、腹痛がひどくなると増す）

・食欲減退（月経前は増進していたのに急に減退する。嘔気が理由ということもある）

このように月経中は、特に腹痛によりベッド上もしくは匍匐前進しかできないため、仕事には行けませんでした。

また、ロキソプロフェンを２錠すると内服前よりは良いですが、それでも正常に歩ける状態ではありませんでした。

そのため月経中は１日中ほぼ寝たきりの状態で、今振り返ると１か月に約１週間時間を無駄にしているためもったいないことをしていたなと振り返っています。

症状は高校生の頃から発生していたのですが、良い時期もあったりと波がありました。

で、最近になってひどくなってまた仕事に支障をきたすようになったため受診した流れとなります。

PMS・月経困難症の検査値PMS・月経困難症の検査値はこちらです。

CA125が高いと子宮に異常があり、子宮筋腫や子宮内膜症になる可能性があるとのことで、

私はこの数値がもうすぐで異常に達するところだったそうです。

この数値は、月経が来るたびに異常値に近づくため、月経自体を止めないと毎月悪化するとのことだったため、異常値に達するまでに気付けて良かったです。

月経ごとに子宮内膜が剥がれてしまい、どんどん子宮内膜が薄くなってしまうため、早期の発見が必要です。

器質性だったり子宮内膜症からPMS・月経困難症の症状が発生している可能性もあるため、受診して身体に問題がないかを確認しましょう。

ヤーズフレックス内服２カ月後

月経の効果

筆者は、PMSと月経前症候群と診断され、ヤーズフレックスを処方されました。

意志によると、筆者は結構酷い症状だったようです。

そのため受診して本当に良かったと思っています。

ヤーズフレックスは低用量ピルで、薬物療法として月経を止めます。（具体的には月経を２カ月に１回に減らす。）

内服方法は、毎日１錠決まった時間に内服です。

ヤーズフレックスを内服して２カ月が経ちましたが、感想は

月経前をずっと繰り返しているようなものです。

しかし月経が来たとしても腹痛の程度は、ロキソプロフェンを２錠内服しても痛いですが冷や汗をかくほどでも嘔気が生じるほどでもなかったため、確実に効果はありました。

ヤーズフレックスの副作用は、筆者の場合は食欲低下・食後の嘔気（脂っぽいものを食すと途中で嘔気により食べれなくなる）・眠気・不正規出血でした。

内服開始後１週間はこの副作用が著名でしたが、現在は日常に溶け込んだためあまり気にならなくなりました。（現在もあるのだろうけど慣れたということです。）

副作用以外のデメリットは、内服が毎日のため大変なのと、不正規出血がいつ来るか読めないということです。（つまり医療用脱毛を予約したとしてもキャンセルしなければならない確率が上がったということです。）

それ以外は困ったこともなく、２カ月に１回の月経が来ても仕事ができる状態にまで改善されたため内服できて本当に良かったと思っています。

お肌まで綺麗になった

受診時に、「お肌もおそらくホルモンの影響で荒れているから、お肌も綺麗になると思うよ」と医師に言われました。

すると、本当にお肌が綺麗になりました。

具体的には、ミキビなどができなくなったため、ツルツルになりました。

意外なおまけの効果でしたが、嬉しかったです。

詳細→【 ヤーズフレックスによる肌荒れ改善 】実際の効果

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