【 精神科看護師の実際 】慢性期病棟の実体験をもとに

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「精神科看護師の実際」について説明していきます。

精神科の病棟ナースは実際どうなの?の回答にお答えしていきます。

1.精神科看護の特徴(急性期と慢性期の違い)

2.精神科ナースって難しい?

3.精神科病棟は楽?

4.まとめ

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精神科看護の特徴

精神科看護の特徴は、実習で精神科病棟を経験している方はお分かりかと思いますが、その実習のままと考えてよいでしょう。

精神科看護師といっても、急性期と慢性期では看護の仕方がやや異なります。

急性期の特徴

・一時的な入院も多く、患者様が治って社会に戻っていく過程に携わることができる

・隔離室もあり、精神科の看護が活かされる

・自殺企図や暴力が頻発しているため、観察力が必要

・精神症状を緩和させる看護の他に、急変時の看護も求められる

・症状が重症な患者様が多く、精神についてとても深く学ぶことができる

慢性期の特徴

・長期間入院している患者様が多い(長いと3~10年以上等)

・(どの科も共通だが高齢化が進んでいるため)急性期より慢性期の患者様の方が年齢層が高い

・急性期より知的障害や寝たきりの患者様が多い

・患者様のライフスタイルに寄り添う看護が求められる

・患者様とのコミュニケーションがメイン

精神科ナースって難しい?

精神科ナースは、他の病棟ナースと比較して看護の方法は大きく異なります。

オペ前後の看護はなく、心電図や呼吸器など複雑な病態生理についての看護もほぼありません。

精神科は、患者様とのコミュニケーションにより「心の看護」が重要となっています。

そのため、他病棟と比較して難しくはありません。

しかし、精神科の患者様は症状が急変しやすく、自殺企図暴力に関しては関わりが難しいと感じることもあるでしょう。

向き不向きが最もはっきり分かれる科です。

精神科病棟は楽しい?

他病棟と異なり、看護の中に「レクリエーション(患者様同士のコミュニケーション促進と自信の振り返りのため)」「買い物(自己管理のため)」等、精神科特有の看護が多いです。

症状が重くない場合は、患者様も喜んでそれらに参加しているため、看護師側も見ていて楽しいです。

人の心理やコミュニケーションによる治癒を学びたいかたは、楽しみながら看護することができます。

まとめ

個人的に精神科看護師は、患者様のお話をゆっくり聞くことができるため一番楽しかったです。

他病棟だと一分一秒を争うほど忙しいため正直患者様のお話をゆっくり聞く時間はありません。

忙しすぎて、患者様の話を途中で「もう時間で行かなければならないので、また聞かせてくださいね」と遮らなくてはならないため、筆者的にはそれがストレスでした。

ガッツリ看護の知識や技術を極めたいというかたは向いていないかもしれませんが、穏やかに心の看護をしたいというかたは精神科ナースはとても向いていると思います。

更に、医療現場にもAIがどんどん普及してきていますが、精神に関してはAIより人間の方が治療に効果があるため、長い目で考えても精神科は続けることができると考えます。

皆様も、自分に合った看護を提供できますように(^^)


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