今回は、仮想通貨とNFTプラットフォームにおけるソラナ(Solana)について分かりやすく解説します。
ソラナとは
ソラナとは、仮想通貨のSolanaのことです。
仮想通貨のトークンは「SOL」です。
ソラナを基盤としているブロックチェーンには、イーサリアムのようにNFTプロジェクトを構築することができます。
更にイーサリアム同様、dAppsやスマートコントラクトを展開するためのオープンなインフラを提供しています。
ソラナののエコシステムには、既に250以上のプロジェクトがあります。
ソラナは、USDT・Serum(分散型金融)・ Audius(イーサリアムから移行してきた音楽のプロジェクト)などです。
プライベートトークンセールも完了済みです。
Solana公式が明記している文章はこちらです。(英文です。)
https://solana.com/solana-whitepaper.pdf
こちらを日本語でわかりやすくまとめた記事がこちらです。→公式が明記している【 Solanaの機能 】
特徴
処理速度・ブロック生成速度が極めて速い
ソラナは世界初のウェブスケールのブロックチェーンです。
具体的には、50,000TPS(トランザクション/秒)のスループットと、600ミリ秒の平均ブロックタイムにより、レイヤー2のスケーリングソリューションを必要しないことが特徴です。
※レイヤー1とはそのブロックチェーンで、レイヤー2とはブロックチェーン外の取引のことです。
つまり、処理速度とブロック生成速度が際立って速く、手数料も安いです。
そのため、そらなは現在仮想通貨の中で最も速いネットワークということになります。
ステーキングができる
ステーキングの詳細はこちらです。→【 Defiステーキングとは 】分かりやすく解説
つまり、ステークにより報酬がもらえるということです。
ソラナ投資信託を申請中
ソラナは現在、米証券取引委員会(SEC)に「ソラナ投資信託」といって、独自の投資信託を申請しています。
イーサリアムキラーの1つ
ソラナはNFTも含めできることが多く、イーサリアムの強豪となる「イーサリアムキラー」の1つです。
イーサリアムキラーはソラナの他にも、カルダノ等があります。
Solanaブロックチェーン上に様々なアプリやマーケットが存在
Solanaのブロックチェーン上に、NFTマーケットプレイスやアプリが存在します。
最近では、人気急上昇しているSTEPNもSolanaのブロックチェーン上に作られています。
詳細→STEPN /始める前に確認!【 スニーカーを安く買えるタイミング 】時間帯・SOL価格・流行・キャンペーン
POHを実装
SolanaはPOHを実装しています。
そのため、POWより処理速度が速く手数料も安いです。
POHの詳細→仮想通貨における【 POH(Proof of History)とは 】SOLが実装
ソラナの歴史
仮想通貨SOLは2020年3月にローンチされ、まだ紐浅いですが、時価総額ランキング10位前後になるという脅威の成長を遂げています。
このことから、マーケットから非常に注目され、期待されていると分かります。
海外の仮想通貨取引所では上場してい流ため取引できますが、日本の仮想通貨取引所には上場していません。
ソラナの課題
ソラナの一番の問題は、スケーラビリティです。
スケーラビリティとは、取引件数の急増などにより処理が遅延したりや手数料が高騰したりしてしまう問題です。
【追記】
STEPN(詳細→STEPN【 必要知識を全てまとめ 】今後のアップデートの詳細まで解説)の人気により、使用されているソラナのブロックチェーンが頻繁に止まるという問題が多発しました。
そのため、そのあたりから懸念が生まれています。
投資におけるまとめ
Solanaは機能も素晴らしいし、ブロックチェーン上に存在するアプリなども素晴らしいです。
イーサリアムキラーの代表にもなっています。
今後もSolanaのブロックチェーン上にどのような発展があるか楽しみですね。
【追記】
課題の面で述べたように、よくブロックチェーンの遅延や停止が起こるため、頻繁に使われると本来のソラナの良さが発揮されなくなってしまいます。
その解決方法として、ソラナを超えるAptosというブロックチェーンが出てきています。
※Aptosとは→仮想通貨【 Aptosとは 】必要知識まとめ
まだ開発段階ですが、記載通りであれば、ソラナを超える可能性が十分あるため、より良い方のブロックチェーンが使われるようになる傾向があります。
そのため、競合の情報も追っていきましょう。
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