今回は、「キングダム1」「キングダム2」の映画を観た感想について考察しました。
キングダムについて
キングダムは元々、漫画・アニメにて何年も巻数が更新されています。
結構長めのアニメです。
そしてキングダムは、主人公の信(しん)が奴隷の身分から、天下の大将軍になるまでのストーリーに見応えがあるのです。
また、新王の嬴政(えいせい)の中華統一のストーリーも、苦労多き人生で非常に感慨深いストーリーになっています。
キングダムの公式サイトはこちらです。
キングダムの良さ
奴隷から天下の大将軍、追放されていた幼少期から中華統一の王になるという2つのストーリーを観ることができるから価値があるのです。
その極端な始まりから、ナンバーワンの座になるという希少性があります。
また、その過程での2人の泥臭い努力からの結果が、人々に共感や感動をもたらすのです。
だからこそ何か大きな目標を達成しようとしている人や、逆境を乗り越えようとしている人に突き刺さり、自分も頑張ろうと思えるのです。
アニメで観るキングダム
私は漫画は読んだことはありませんが、アニメは全編観ています。
上記で挙げたキングダムの良さは、アニメの場合は放送期間が長くできるためストーリーを詳細に理解できるし、媒体として素晴らしいです。
そのためストーリー全体を把握するにはアニメ全編を観るのはかなり時間がかかってしまうことがデメリットですが、ストーリーを詳細まで理解したい人からするとピッタリです。
それに、キングダムは絵を魅せたいというより、ストーリーに魅力があるためアニメだとそのキングダムの良さを存分に発揮できます。
映画で観るキングダム
アニメはピッタリでしたが、映画はどうでしょうか?
映画は、長くても2時間半など、時間に上限が定まっています。
そのため、2時間半であの膨大な量のストーリーを詰め込むのは無理があるのでしょう。
キングダム1も2も、アニメのストーリーを掻い摘んだ内容つまり要約のようになっています。
しかし、キングダムの良さは全部は伝わらないです。
登場人物1人1人が、そのようにした行動などがあにmでは描かれていますが、その辺りを省略しているため、ストーリーに深さが出ません。
そのためただただ戦いのシーンが多い映画になっています。
キングダムの良さはそこではないのに。
映画キングダム2の公式サイトはこちらです。
まとめ
キングダムに関しては、
ストーリー重視の人ははアニメをアニメを観たほうが良いし、
戦闘シーン重視の人は映画を観たほうが良い
と思いました。
双方、良さが全く違うため、観る層も違う(つまり両方をターゲットにはできない)と考えられます。
戦闘シーンや重視の人は、山崎賢人が演じる信の役は上手だし、吉沢亮が演じるえいせいの役も上手なため、迫力を楽しめるでしょう。
ストーリー重視の私は、今後はキングダムは映画を観ずにアニメのみを観ることにしました。
最近のコメント