絵本を28歳の頃から描き続けている五味太郎さんのラジオのお話を聞いて、
絵本やアートからかけ離れたジャンルにいる私が学べたことを記載します。
衝撃の発想だとも感じますが、実は世の中の真実だなとも思えました。
衝撃の発想と真事実
目的がないということ
五味太郎さんは、絵本を描く目的や伝えたいことについて聞かれたところ「目的は無い」と答えていました。
目的がない😳😳
私は最初は、え???と思いました。(しかしこのラジオを聴き進めていると、その理由が理解できました。)
ビジネスや投資の世界に住んでいる私からすると、目的がないということがありません。
そこが明確でないと、達成できないからです。
まず目標と目的を持って、そこから逆算します。
緻密に逆算して、1日1日を過ごしています。
そのため、「目的がない世界があるんだ😳😳😳」「そして、目的のないことが良さになる世界があるのか」と衝撃を受けました。
そして衝撃の発想と真の事実はここからです。
童話は子供の教育が目的になってしまっている
木こりの絵本で、「あなたの落とした斧は金の斧?銀の斧?普通の斧?」という本があります。
これは、正直でいると良いことがあるよという教えから逆算されて作られています。
つまり、絵本が子供のへの教育になっているということです。
五味太郎さんの本の場合
これに対し、五味太郎さんの本の場合は、「自分の本は目的がなく描いている、つまり教育というオチになっていない。だから子供たちに信頼される」と述べていました。
子供たちは、どうせオチというか伝えたいこと(上記でいう「正直でいなさい」的な)があるんでしょうというスタンスで絵本を読むのですが、
五味太郎さんの本の場合はそのオチ(伝えたいこと)がないため、子どもたちが困惑するのです。
これはオチがない、何を伝えたいんだ??という風に。
五味太郎さんの考え方の背景:学校に行くことが良いということを、誰が証明したのだろう?
五味太郎さんは、「学校に行くことが良いということを、証明は誰がしたんだろう?」と問題提起しています。
これは五味太郎さんの考えた答えだと、大人が産業として食いっぱぐれないためにやっているビジネスとのことでした。
昔の子ども(学校が出来上がる前)は、子どもがどこで過ごそうと自由で、家族や親戚の手伝いをしたり、庭で過ごしていようと自由だったことに対し、
現在の子どもは、学校に行くという選択肢しかない、なんて狭い選択肢なんだと述べています。
更に現在の教育では、人格まで形成されるようなシステムになっています。
そしてその狭いカリキュラムの中で個性を伸ばすという、とてつもない教育をしていると述べています。
もはや学校の宗教だということです。
なんで子どもはこんなに辛いんだろう?
どうして子どもは、学校へ行くという1つの選択肢しかないんだろう?
この風潮は変わっていくだろうなと思ったら、根強くまだ残っている
どうして誰も根本的に考えないのだろう?
その社会が不思議でしょうがない
心あるのであれば、学校というシステムにとどめるのではなく、国は子どもが自己発見出来る研究をした方が良いと思う
生きていて良かった、楽しいと思うことがあって良いと思う
ラジオ内容:感想源
実際に、私がラジオを聞いて学べたことを共有していくため、
感想元はこちらです。
私的には、後半が特に趣深くて面白かったです。
ラジオ全編はこちらです。
ラジオ後編がこちらです。
まとめ
私には今までにない発想だったため、衝撃を受けて涙が出ました。
そして、あ、だから五味太郎さんの本は売れるんだ、とも思いました。
真の愛情というか優しさが伝わってくるのでしょうね。
子どもたちは、解るのでしょうね。
本当に聞けて良かったラジオでした。
ありがとうございます。
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「子どもが学校に行くことが良いということを、誰が証明したのだろう? 」
— Miori (@mioriescom) September 14, 2022
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