今回は、「投機マネーとは」「投機の対処法」について説明していきます。
投機マネーとは
ファンダメンタルズに注目するようになると自然とニュースもマメにチェックするようになります。
そんなときに、よく目にする言葉の1つが「投機マネー」です。
投機マネーとは、主に欧米のヘッジファンドや年金基金などです。
彼らは巨額の資金を運用しているだけでなく、短期間でハイリスク・ハイリターンの運用を行います。
巨額の資金を運用する団体は他にも多くあるものの、上記の2つが特に投機マネーと呼ばれています。
逆に言うと、投機マネーが存在する相場というのは、「短期的に値上がり(値下がり)する市場」と言えます。
投機マネーの対処法
投機マネーは長期的な上昇や下落などは考慮せずに、短期で利益が出るような、大きな変動が見込めるタイミングで投資資金を投入してきます。
投資する先ではなく、そのタイミングを重要視していると言ってもよいでしょう。
「投機マネーが相場に参入した」というようなニュースを見かけたときには、”一時的に”その相場が活況になりそうと判断できます。
投機マネーは、もちろん投入する資金も巨額ですから、その動き自体が相場を作るという側面もあります。
そのため、真っ向勝負で逆張りをすると簡単に資金を吸い取られてしまいます。
したがって、投機マネーに対しては、「トレンド・イズ・フレンド(トレンドに乗る)」の原則で着いていくか、または落ち着くまで様子を見るのが賢明です。
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